映画 ジュマンジ ネタバレ・あらすじ | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

洋画のご紹介です。

映画 ジュマンジ ネタバレ・あらすじ



映画 ジュマンジ 概要


1995年公開のアメリカ映画。
原作::同名の絵本でクリス・ヴァン・オールズバーグ作。
監督:ジョー・ジョンストン
主演:ロビン・ウィリアムズ

2017年にも本作の20年後を舞台にした続編『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が公開された。
(日本での劇場公開は2018年4月)


映画 ジュマンジ ネタバレ・あらすじ


ブランドフォード、1869年。
深夜、森の中に馬車でやって来た2人の少年。
馬車に乗せてきた木箱を地面に深い穴を掘って埋めていた。
何か曰くありげなその箱を埋め終ると、二人は逃げるように馬車で帰って行った。

時は流れて100年後の1969年。
ブランドフォードの地にある大手製靴工場の息子、アラン・パリッシュは、虐めっ子に追いかけられて自転車で逃げていた。
自転車を虐めっ子たちに奪われた後、靴工場の拡張工事現場で、太鼓のような音に導かれ、剥き出しになった土壁を掘ってみる。
するとそこから、100年前のあの木箱が出てきた。
箱を開けると、中には古いボードゲームのようなものがあり、アランはそれを家へ持ち帰る。
ボードゲームのコマを2つ手にしたところで、母が声を掛けてきたのでアランは驚いて振り返るのだが、
その拍子に、2つのコマはスタートの位置へ勝手に直立。
ゲームをソファーの下に隠しておいて、両親が出かけてから、こっそりと出した。
その時、家を訪ねて来た友達の少女サラ・ウィットルと共に、
その“ジュマンジ”「この世界の外へ出たい人のゲーム」と書かれたゲームを始めてしまう。
サイコロが振られる度にコマは勝手に出た数だけマス目上を動き、ゲーム盤中央にある円形の画面は不気味に揺らめいて
奇妙な文章が浮かび上がるのであった。
あまりの不気味さにもう止めようと思った矢先、柱時計の音に驚いたアランの手から滑り落ちたサイコロの目が、
合計5の数を示すと、またしてもコマは勝手にマス目を5進み、
「5か8の目が出るまでジャングルで待て」という文章が浮かび上がったと思うや否や、
アランの身体は平べったくなって円形の部分に吸い込まれて消えてしまった。
その直後、暖炉から飛び出した沢山のコウモリに襲われて、サラは悲鳴を上げてパリッシュの家から逃げ出して行った。

それからまた26年の歳月が過ぎたある日の事、
今は空き家となっているパリッシュ邸を、わけあり物件とは知らずに買い取った叔母に連れられて、
ジュディとピーターの姉と弟が引っ越して来た。
26年前に、この屋敷からアランの姿が消えて以来、全財産をアランの捜索に費やした父であったが、
その結果、製靴会社は倒産し、両親は失意のうちに亡くなったのであった。
そんな事情も知らず、パリッシュ邸に引っ越してきたジュディとピーター、そしてその叔母の3人であった。

間もなくジュディとピーターは、最階上の部屋で不思議な太鼓のような音がするのを聞きつけて、
とうとうジュマンジのボードゲームを見つけてしまった。
そしてまたこの2人もゲームの恐ろしさを知らず、これを始めてしまう。
既に2つのコマが盤上にあり固定されたように動かない。
そこで新たに2つのコマを出しゲームを始めた2人は、
小鳥サイズの大きな蚊やイタズラ猿の群れを召喚してしまう。

叔母が帰って来るまでにゲームを終わらせたいジュディは「ゲームを続けよう。」と言い、
次に振ったサイコロの目が5であった事から、ライオンと、ジャングルで26年間も待ち続けて大人になったアランが呼び出される。
アランがライオンと真っ向勝負をして、ライオンを叔母の部屋の中へと閉じ込めた後、
互いの正体と立場を知ったアランと姉弟。
自分がジャングルに吸い込まれた後、靴工場会社は倒産し、両親も既にこの世にいない事を知ったアランは失意の底に落ちる。
最早、ゲームを続ける気などないアランだったが、
巨大な蚊が町中に解き放たれて人々を襲っているのを目撃し、ジュディらと共に、イタズラ猿が乗り捨てたパトカーに乗って逃げる。

それから3人は家へと戻る。
叔母が戻る前になんとかゲームを終わらせたいジュディは、ジュマンジを持って、アランの傍へ行き、
続けたいというのであるが、ゲームボードが、トラウマになっているアランは相手にせず部屋に閉じ籠ってしまう。
もうジュマンジには二度と関わり合いになりたくないと思っていたアランだが、
ピーターに「怖がっている。」と言われた事から「あのゲームの本当の恐ろしさを知りもしないで!」とムキになり、
「ただ見ているだけならば、見ていてやろう。」という条件で、ゲームに付き合う事を約束する。

ところが、ジュディが何度サイコロを転がしても、コマが動かない事から、
ゲーム盤を見たアランが、コマは、26年前に始めたアランとサラとジュディとピーターの4人が参加中になっているのだと悟る。
だから、アランも参加を余儀なくされており、サイコロの次の順番はジュディではなくてサラという事になる。
サラがサイコロを振らない限り、ゲームは続けられないのだ。

サラの家を訪ねた3人は、
ゲームを再開することを嫌がって逃げ回るサラを説得してゲームを再開しようとするが、あまりに彼女が頑ななので、
アランが騙して、サラにサイコロを振らせてゲームを再開する。
いつものようにコマは勝手に進み、浮かび上がった文章を読むと「竹より早く伸び、あなたの後を追う。」とあった。
その直後、天井や、壁のコンセント、ありとあらゆる場所から植物のツルが物凄い勢いで伸びて来て、
触手はピーターの左足に絡みつきさらって行こうとする。
姿を現したそれは巨大な人食い植物で、みんなで力を合わせて、どうにか助ける事に成功した。


一旦は引き下がったかのように見える人食い植物であったが、家の外側からガッツリと屋敷全体を取り囲んでいた。
植物が侵入出来ないようにしっかり戸締りをして、隙あらば逃げ出そうとするサラを説得し、再び4人はゲームを再開する。

次にアランがサイコロを振ると「ジャングルの奥から現れるハンターが、しつこく挑んでくる」というマス目に止まる。
それは血に飢えたハンター、ヴァン・ペルトの事で、ジャングルで26年間過ごしていたアランはよく知っていた。
早速、現れたヴァン・ペルトは、逃げるアランを追いかけまわし、外に出ると警官にも発砲。
アランは外でヴァン・ペルトを撒いて(まいて)屋敷の窓から戻って来た。

その後、ジュディがサイコロを振ると、今度は、サイや像などサバンナの動物たちが猛スピードで追いかけて来た。
廊下の間の1つの個室に逃げ込んで、やり過ごしたように思えたが、最後にやってきたペリカンが、なんとゲーム盤をくわえて飛び去ってしまう。
ペリカンを追いかけて川まで行ったアラン。他の3人が後から追って行くと、
アランは川の岩の上で羽を休めるペリカンとゲームボードを挟んで睨みあっていた。
アランが手掴みで魚を捕まえて、それをペンギンに放ってくわえた瞬間、ペリカンはまるで
「くれてやるわ!」とでも言うようにゲームボードを前に蹴り出し、川の中へ落ちたボードはそのまま水流に乗って流れて行ってしまう。

それを見ていたピーターが機転を利かせて下流へと走って行き、最後はアクロバテックな身のこなしでキャッチした。
家に戻ってゲームの続きをしようと4人で歩いていたところを、アランはパトカーで通りがかったおまわりさんに捕まり、
その間にズルをしてゲームを終わらせようとしていたピーターがサルに変身しかける。
一方、アランはパトカーで連れ去られるが、そのおまわりさんは、元靴工場の従業員で、
アランと仲良しだったカールであり、アランがそれを打ち明ける。

その頃、街中は、暴走する動物たちで大騒ぎになっていた。
そんな中でジュディたちは、ハンターに何度もボードを奪われながらも奪い返し、せめぎ合っていた。

その頃、アランは、カールを言いくるめて手錠を外してもらい、その手錠でカールの手をパトカーの窓際に引っかけた。
そして逃げ出そうとした時、パトカーの無線連絡で、
スーパーで、女性と2人の子供がハンター風の男に人質に取られたと聞き、そのままパトカーを運転して現場へ急行する。
パトカーのブレーキが壊れていたために、そのまんまスーパーに突っ込むハメになり、
その反動でペンキ缶が並んだ高い棚がちょうどヴァン・ペルトの上に崩れ落ち、お陰で3人を救出する事が出来た。

屋敷に戻って来た4人はドアを開けて、中がすっかりジャングルと化しているのを見て驚愕する。

その後、車で帰宅しようとしていてサルに車を乗っ取られた叔母さんと、
スーパーで糸鋸を使い手錠を扉から切り離したカールも合流して徒歩でパリッシュ屋敷へと向かう。
(壊れたパトカーは食人植物に持って行かれたので。)


サラの順番となり、サイコロを振ると…3の目が出て、まだ上がれなかった。
「三日月が輝くと入り江はモンスーンに襲われる。」という文章が浮かび上がった。
「家の中にいれば安心だ。」と思ったものの…モンスーンの影響なのか家の中はどしゃぶりの大洪水。
その上、ワニまでが出現した。
アランは、サラを襲おうとしていたワニの背に飛び乗り格闘して、他の3人はシャンデリアの上に逃れる。

その頃、やっと屋敷へ戻って来た叔母さんとカールが玄関で扉を開けようとしていると内側の水圧でドアが弾け飛んで、
二人は水流で後方へと吹き飛ばされる。
最早、家の中だけでなく町中が洪水で溢れて、その中を流されて行くカールと叔母さん。

一方、落ち着いた室内ではワニから救ってくれた事で、アランの株が上がり、サラといいムードになっていたが、
それよりも今は、ゲームの先を急ごうとするアラン。
4人はボードを持って、比較的マシな部屋へ入ると、ゲームを再開する。
アランがサイコロを振ると、7が出て、今度は床が砂と化し、アランは砂の中に引きずり込まれそうになる。
助けようとするがうまく行かず、その合間にジュディが振ったサイコロで時間が逆行し、砂が再び床に変わったので、
アランは床から顔と手を出した状態だった。
続いてピーターがサイコロを振ると巨大なクモが出現。
斧でクモを追い払いながら、アランを助けようとして、床に両手がめり込んだまま固定されていたサラの口に
ピーターがサイコロを運び、サラが口でサイコロを投げると、次は地震が発生。
クモは、振動に怯えて、引き下がって行った。
だが、揺れでパリッシュ邸は倒壊し始めて、床も壊れて、アランは落下しそうになる。
なんとか家中に張り巡らされていたツルに摑まって、揺れながら下に落ちたゲーム盤を拾い上げると、窓を突き破り外に出た。
そしてゲーム盤を開き、振ろうとしてサイコロを掴んだその時、再びヴァン・ペルトが猟銃を持ってやって来た。


ヴァン・ペルトに「手に持っている物を捨てろ。」と言われサイコロを落としたアラン。
「最期の言葉は?」とヴァン・ペルトに問われ、アランが「ジュマンジ」と答えると、
撃ち放たれてアラン目掛けて飛んできた猟銃の弾が目前で逆流し、ヴァン・ペルトが持っていた猟銃も消えた。
すべてが呼び戻されようとして、空を舞いながらゲーム盤に吸い込まれていった。


気が付くと、アランとサラは26年前の子供時代に戻っていた。
時間までもが戻ったのだ。
アランは「原稿を忘れた。」と言って戻って来た父親と再会し、抱きつくと、これまでの反抗的な態度を謝罪した。
すると父の方でも「アラン、パパも腹を立てて悪かった。許してくれ。」と言い、すれ違っていた父と息子の気持ちが通い合う。

父がパーティへと戻って行くと、アランはサラと一緒に、ジュマンジのボードゲームに重りをロープで括り付けて、
川へと投げ入れた。
次第に大人だった時の気持ちが薄れてゆく中、完全に子供に戻る前にと、サラはアランにキスをした。

それから26年後の事、アランはサラと結婚し、父親から会社を継ぎ立派な経営者となった。
この年のクリスマス、アランはパーティを開き、
招待客であるシェパード夫妻の子供たちであるジュディとピーターに再会した。
もっとも、ジュディとピーターはアランとサラとは初対面であったが。
この時、アランたちは、パリッシュ社への入社前にカナダへのスキー旅行を計画していたシェパード夫妻を、
2人がその旅行で死ぬと知っていたので「新製品のマーケティング会議がある。」と強く引き止めた。

それから、あのジュマンジがどうなったか?と言うと、とある町の海岸に流れ着いていた。
砂浜を歩いて来る2人の少女が、太鼓のような音に惹かれて、
半分、砂に埋もれた“ジュマンジ”の方へ向かって歩いて来ていた。