ドラマ 女子的生活 ネタバレ・あらすじ・感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

ドラマのご紹介です。

ドラマ 女子的生活 ネタバレ・あらすじ・感想



ドラマ 女子的生活 概要


2018年1月5日~ 1月26日放送のNHK大阪放送局制作のドラマ。
製作総指揮:三鬼一希
演出:新田真三/中野亮平
原作:坂木司の短編小説『女子的生活』
主演:志尊淳

みきは、身体が男で心は女、恋愛対象は女というトランスジェンダー。
実際のトランスジェンダーである西原さつきが、女性らしい所作や発声の指導を担当した。

ドラマ 女子的生活 ネタバレ・あらすじ



ファストファッション会社でOLとして働くミキは、心は女、身体は男のトランスジェンダー。
だけど恋愛対象は女の子のレズビアン専科。
女に日々、磨きを掛けながら、毎日の女子的生活を満喫していた。
そんなミキの本名は小川幹生であって、ある時、家に、
故郷の香住で同じ高校の同級生だった後藤が転がり込んでくる。
後藤を迷惑がっていたミキだったが、ズルズルと同居するうちに後藤の方では、すっかりミキに友情を感じていた。
ミキの同僚や、後藤の会社関係の友達を巻き込んでコンパやパーティでチャラチャラ遊んでいるうちに、ミキには彼女が出来たりもしたけれど『きっと物珍しさが手伝っての事よ。」と相手の気持ちを推測して、あまり熱くなり過ぎないように自分の感情をコントロールして生きるミキ。

差別的な事を言われるのは結構慣れっこで、あまり何も感じなくなってしまってる。
それよりも、自分との友情のために、青春ドラマみたいに熱くなって、差別的な暴言吐いた相手に言い返してる後藤を見る方が恥ずかしくて我慢出来ない。
だから、その場から逃げ出してしまい、そういう時の避難場所は水族館。
辛い時や鬱憤が貯まった時は、いつも水族館へ行ってハナミノカサゴを眺めては気晴らしをしていた。

自分は結婚とかは無理だろうと思っているし、先行き不透明で、一体自分はこの先どうなって行くんだろう?とぼんやり考えたりするけど、
一晩寝たらまた、女子を楽しんで今日を生きる。

色んな人と出会って懐かれたり貶されたり好いたり別れたりしつつも、ミキの女子的生活は続いて行く。

案外いいやつなので、後藤との同居生活も続く。


ドラマ 女子的生活 キャスト


小川みき(志尊淳)
後藤忠臣(町田啓太)
かおり(玉井詩織)
仲村さん(玄理)
ゆい(小芝風花)
板倉(羽場裕一)

ドラマ 女子的生活 感想



このドラマって、神戸が舞台なのに、出て来る人の言葉が全員標準語なんですよね。
そういう矛盾って、民放のドラマでは結構有りがちなんやけど、NHKさんでは珍しいんやないのかな?

神戸のあちこちの街でロケしてますけど、水族館のシーンは須磨海浜水族園だそう。
神戸の子供がよく遠足で行く場所ですよ。
ミキが眺めていたハナミノカサゴていうお魚はコレですが、このシーンのために、わざわざ特設水槽をクラゲエリアに設置したんですって!
凝ってますね。
 
 ニューハーフとトランスジェンダーの違いに関しては、劇中でもミキ本人による説明があるけど、ちょっといい加減やねww

トランスジェンダーは幅広い意味があるので、ニューハーフも、その中の一種みたいよ。

トランスジェンダーは、境界を越えるという意味の「トランス」と、性別という意味の「ジェンダー」の合成語で、
伝統的に社会で認識されている性別ごとの役割に囚われない個人やグループを指して「トランスジェンダー」と呼ぶ。
個人では、その身体的性別と、意識上の性別が一致しない人を指し、意識上の性別認知は、単純に女か男かだけではなく、グラデーションを描くように、女寄りの男や男寄りの女など、そのどちらでもない状態も含まれる。

トランスジェンダーとニューハーフとの違いで、一説には
外科的手術をTG=してない・NH=してるという分別もあるが、
一般的には、お水系のお仕事の人をニューハーフと呼び、必ずしもニューハーフが外科的手術をしているというわけでもない。

また、トランスジェンダーと性的指向は別もので、通常の男性や女性にも同性愛があるように、トランスジェンダーでも好きになるのが身体的特徴からしての同性(精神面からの異性)とは限らない。

…という予備知識がないと、よくわからない部分もあるドラマなんだけど、そういうわけで、ミキは身体は男で心は女だけど、好きになるのは女の子。
意識上のレズビアンなのだそうで…でも、そしたら、結婚も出来ると思うんだけど、そういうのは具体的にイメージ出来ないらしくて、
将来の展望が描けずにモヤモヤ~としてるミキ。

まぁ、そうなのかもしれないね…。
子供が生まれたとして、ママが2人でパパのいない家庭になってしまうわけだから、色々周囲と折り合いを付けて行くのが大変で、考えただけで邪魔くさいかも。

かと言って、一般の男女でも結婚したからと行って順風満帆に行くとは限らないのが人生だから、
ミキのように、沢山の恋愛をして毎日を楽しんで生きる事が出来れば、人生、それで上等なんだろうな~なんて思いましたわ~。