映画のセリフの著作権についての興味深いYahoo!知恵袋Q&A | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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映画のセリフの著作権についての興味深いYahoo!知恵袋Q&A

一応、タイトルでは「映画のセリフ」としましたが、映画でもドラマでもアニメでも結局は同じ事だと思うのですが、テレビやネットで、放送(配信)された映像に伴う音声を、自分のブログで文字に書き起こす事が、どこまで許されるのか?
それは厳密に言えば、著作権に抵触しないのであろうか?という事が前々から気掛かりでした。

ドラマ・映画のネタバレを提供するうちのようなブログにおいては、
その目的が、程度の差こそあれ、
作品のストーリー(脚本)を、閲覧者に伝えるという事です。
それ故に、ある程度の登場人物の台詞の文字起こしも、状況説明や心理描写などと共に必要になってくる場面も多々あるでしょう。
とは言え、台詞を逐一完コピしたような文字起こしオンリーで構成されるブログというようなものは滅多にないでしょう。
大方のブログでは、要所、要所に台詞が入るという感じになると思います。

しかしながら完コピ台詞文字起こしにしろ、部分的な台詞文字起こしにしろ、音声を文字に変えて再現しているのには変わりないわけですから、
そのあたりの部分は、前々から、非常に気になっておりました。

そんな事を考えつつ見つけた以下のYahoo!知恵袋のQ&Aのアンサー部分に、とても「なるほど~」と腑に落ちるものがあったので、ここでご紹介したいと思います。
Q:映画のセリフの著作権
自分のブログで洋画のセリフを紹介したいのですが、セリフにも著作権ってあるんでしょうか?

Q&Aの続きを見るには参照ページ

この質問でベストアンサーに選ばれた回答者の回答を読むと、非常に丁寧に詳細を述べて下さっていますが、
結局、回答としての要点は以下の3点だと思われます。
①台詞自体も著作権の対象になり得ます。
②著作物性の判断要素は色々あるが、検討すべきは「創作性」で、ありふれた表現でない場合その「創作性」を尊重すべし。
③上記で言う「創作性」の判断は台詞ごとにするので、台詞が著作物にあたるかはその台詞次第である。


これは要するに、
日常会話などでよく使われる「おはよう。」「こんにちは」などの短めの台詞を書き起こして、いちいち著作権云々の話にはならないと思われるが、そのドラマや映画のみで使われた独自性のある長い目の台詞において著作物性が認められた場合には、許可なき複製は原則禁止との事。

そして、完全に同一でなくても、既存の著作物に依拠している同一性のある文章の書き起こしは複製と見なされる。
…との事なので、そういった点に留意しつつ、
たとえ権利者からの申し立てがなくても、
今後、著しくマナーを欠いた品のないコソ泥ブログにならないようにブログを運営してゆきたいなぁ…と感じました。
それはもちろん、映画・ドラマの画像についても、スクショで映像を切り取ったりしてパクらないという点に置いて同じく慎みを肝に銘じてゆきます。