映画 ウエストワールド ネタバレ・あらすじ | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

洋画のご紹介です。

映画 ウエストワールド ネタバレ・あらすじ


映画 ウエストワールド 概要

1973年のアメリカ映画。
監督:マイケル・クライトン(小説家)

最新科学で構築されたテーマパークでロボットの制御が不能になる。
(これと同様の着想を後にクライントンは「ジュラシック・パーク」に発展させた。)

★2016年からは、この映画を原案としたドラマ『ウエストワールド』がHBOにて放送開始。

2016年のドラマの方では、人間に模して作られた人造人間がより精密になり〝アンドロイド”と呼んでいるが、この映画では〝ロボット”と表現されており、体の内部も正に機械仕立てである。

映画 ウエストワールド ネタバレ・あらすじ

最新の科学を用いて作られた巨大体験型テーマパーク「デロス」。
そこへ観光に訪れた人々は、
3つの世界から1つを選んで、その世界の住人に成り切り休暇を楽しめるのだった。
1つ目は、アメリカの西部開拓時代であり、荒くれた西部の町のガンマン(あるいは旅行者)体験。
2つ目は、中世ヨーロッパ時代の騎士や貴族の暮らしの体験。
3つ目は、帝政ローマ時代。
どれを選んでも、旅行者に危険が及ぶ事がないように、十分に配慮された中で運営されていた。

シカゴで弁護士を営むピーター・マーティンは、既に1度、デロスを体験した事のある友人ジョン・ブレインに案内されて、このテーマパークへ遊びに来た。
妻に浮気されたあげくに離婚となり、意気消沈しているピーターの良い気分転換になれば…とジョンは考えていた。

彼ら2人が選んだのは西部劇の世界の再現ウエストワールド。
憧れのワイルドなガンマンになりきり、
アトラクションとしてロボット相手に銃撃戦や娼婦との癒しの時間を、ゆったりと楽しんでいたが、
その3日目にあってはならない事故が起こる。
砂漠で、ロボットのガラガラヘビがジョンを襲い、ジョンは咬まれて怪我をする。
その様子をモニターで監視していた技術者たちは慌てふためいた。

ロボットは、決して客を傷付けない事が大前提になっていたからだ。
客の安全が守り切れないと訴訟問題に発展し、テーマパークの運営自体も危ういものになってしまうのだ。

実は、このガラガラヘビに限ったわけではなく、ここ数日、複数体のロボットの行動に異変が生じていた。

ロボットは、夜が来る度に回収し修理されるが、
それでも、いっこうに異常行動は収まらず、
心配した技術者の中には施設の一時閉鎖を進言する者もいたが、会議の結果、重役の意見が尊重され
新規の客の受け入れは断り、今いる客の滞在は続行するとの決定がなされてしまう。

だが…やられてもやられても、また修理の翌日には蘇り、しつこくピーターとジョンに決闘を挑んでくる悪役ロボット、ガンマン406号(ユル・ブリンナー)が、またしても2人の前に現れ、ジョンを撃ち殺してしまう。
本来ならば、人間は自由にロボットを撃つことが出来るのに対して、ロボットは生体反応のある人間を撃てない仕組みの銃になっていたのにも関わらずだ。
身の危険を感じたピーターはその場から逃げ出した。

この時、すべてのロボットが最早、制御不能に陥っていた。
電源をオフにしたところで、予備パワーで12時間も動くとの事で、3つのどの世界も、ロボットの暴走により、大パニックに陥ってしまう。
最早、客やロボットの見境もなく殺戮につぐ殺戮が繰り広げられていた。
その上、全体を制御する大元の中継器がフリーズしてしまい、技術者らは最早、どんな操作も加える事が出来ない。

そんな中を、ひたすら逃げるピーターと、何処までも追いかけて来るガンマン406号。
ピーターはもう立ち入り禁止の掲示も無視して、3つの世界の境目も越えて逃げる。
 逃走中に出くわした技術者から、唯一の対抗法のロボットの顔に硫酸を掛けて聴覚を鈍らせるという方法も使い、どうにかガンマン406号を倒して、最後まで逃げ切る。

でも、なぜか?技術者たちも全員、酸欠で死んでしまい、フリーズ状態で、すべてが制御不能となった今では、
外の世界への扉を開ける事も出来ないので、脱出する事も叶わず、途方に暮れるのであった。
[終わり]