映画 ラプラスの魔女 ネタバレ・あらすじ(2018年5月4日公開の邦画)とメイキング動画 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

一応タイトルに「ネタバレ」と書きましたが、まだ公開してない映画のネタバレを全部書いてもいいんだろうか?とちょっと腰が引けてしまってます。(他のブログさんでは核心的なネタバレ部分も遠慮なく書かれているようなのですが。)でも…この私の記事の様子を見てたらアクセスが皆無だったので、それならと一番下の方に書く事にしました。

映画 ラプラスの魔女 ネタバレ・あらすじとメイキング動画

映画 ラプラスの魔女 予備知識

【ラプラスとは】
ピエール・シモン・ラプラスの事。
ラプラスは、フランスの数学者にして物理学者にして天文学者。
「もし、ある特定の時間の宇宙のすべての粒子(原子のこと)の運動状態(現在位置と運動量)が分かり、尚且つ、それらのデータを解析出来る能力の知性が存在したなら、これから起きるすべての現象はあらかじめの計算により完璧に予知できる。」との仮説を提唱した。(ラプラスの悪魔と呼ばれる。)
この映画(原作も)は、この仮説を題材にしている。

メイキング動画


原作本↓
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ラプラスの魔女 ネタバレ・あらすじ

地球化学の専門家である大学教授、青江修介(櫻井翔)の元へ、赤熊温泉での硫化水素による死亡事故の調査依頼がやって来た。
妻と旅行に来ていた映像プロデューサーの水城義郎が亡くなった事故の件である。現場調査を任された青江。
現場を訪れた青江は、そこで一人の少女に出会う。
少女(広瀬すず)は自分の事を魔女だと言っていた。

その後、
この事故を殺人事件ではないかと怪しんだ刑事、中岡(玉木宏)が、青江修介に意見を求めに来る。
しかし青江修介に
「ありえません。硫化水素ガス中毒で殺人を遂行するのは、屋外では不可能です。不幸な偶然が重なり死亡事故に至ったと考えられる。」そう断言されてしまった。

しかし「死亡した水城には、多額の生命保険がかけられていていた。
受取人は旅行に同行していた若い妻(佐藤江梨子)。遺産目当ての殺人ではないか…。」との疑惑を捨てきれない中岡は、諦めずに聞き込み捜査を続行していた。

やがて、赤熊温泉村での事故から、およそ一ヶ月後、今度は苫手温泉でも赤熊温泉と、そっくりの事故が起きた。
そして、青江は、この2つ目の事故現場で、再びあの少女を見掛ける。
《危険な現場になぜ…?》疑問を感じて、少女に話し掛けると、
羽原円華という本名を名乗り、青江に予知能力を見せつける少女。

ところで、今回の被害者は売れない俳優。
彼と水城義郎には、映画監督甘粕才生(豊川悦司)を通じて接点があった。
甘粕才生は数年前に娘が硫化水素による自殺をはかり、妻と息子(福士蒼汰)も巻き込まれ、娘と妻は死亡。
息子の謙人は、かろうじて命は留めたものの意識不明の植物状態となっていた。
ここでも浮かび上がる「硫化水素」というキーワードが3つの事故を繋いでいるかのようだ。

甘粕は自らのブログに、その事件以降の日々の事を綴っていた。
植物状態となった息子、謙人に、羽原全太郎という医師が手を差し伸べてきた事も。
羽原の特別な手術が成功し、徐々に回復し健康を取り戻す謙人。
だが、回復した謙人は以前の彼とは、まるで別人のようになってしまっていて、
甘粕は、そんな息子と距離を置く。
そして、その後、謙人は行方不明となっていた。

実のところ謙人は、脳に受けた手術により、あらゆる物理現象を予見する能力が身に備わっていた。
それは、昔、ピエール・シモン・ラプラスによって提唱された(ラプラスの悪魔)事象そのものだ。
「もし、ある特定の時間の宇宙のすべての粒子(原子のこと)の運動状態(現在位置と運動量)が分かり、尚且つ、それらのデータを解析出来る能力の知性が存在したなら、これから起きるすべての現象はあらかじめの計算により完璧に予知できる。」

中岡刑事は、行方をくらませている謙人が、自らの予知能力を使って、この2件の事件を起こしたのではないかと推理する。

青江は、中岡刑事と協力し、謙人の殺意の動機となった恐ろしい真相を解き明かして行く。
謙人と羽原円華の関係は?
事件の裏に隠れた本当の悪魔とは誰か?
(この下から核心部分のネタバレ行きます!すみません。)

謙人を復讐へと駆り立てたものは、実父、甘粕才成の「理想にほど遠い家族なら消してしまおう。」という肉親らしからぬ負の感情がしでかした偽装による姉殺し、母殺し。(才成からすれば子殺し、妻殺し。)
謙人の姉が硫化水素で図った自殺に母と共に自分も巻き込まれたというのは、父の偽装上の見せかけであり、実際には3人とも、父に消されようとした。
謙人は、その事をハッキリ覚えていたが、自分が覚えている事を父に知られると再び命を狙われると思い、記憶を失ったフリをしていた。


【関連サイト】

ラプラスの魔女公式サイト

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