映画 テラフォーマーズ 概要・あらすじ・感想～戦隊ヒーローものレベルだった

漫才の大助・花子のコンビに是非テラフォーマーを1名加えてトリオとしてやってみて欲しい。

映画　テラフォーマーズ　概要・あらすじ・感想～戦隊ヒーローものレベルだった

映画　テラフォーマーズ　概要・あらすじ

2013年版『このマンガがすごい！』オトコ編で１位、
『全国書店員が選んだおすすめコミック2013』で２位（貴家悠：作）の人気漫画を原作とする映画。
三池崇史と言う、それなりに海外でも知名度のある監督の作品。

≪映画　テラフォーマーズ　あらすじ≫
21世紀となり人口が飽和状態の地球。
そこで人類は、新たな居住地を火星に求め、移住計画を進めていた。

火星移住計画の第一段階として、コケとゴキブリを送ることで、火星をテラフォーミングしようと考えられた。
それから500年が経ち、計画の第二段階を行う事となった。
それは、不要となったゴキブリを駆除する事である。
その駆除要員として火星へ送り込まれた小町小吉（伊藤英明）はじめ隊員15名。
しかし、人類の想像以上に環境に適応したゴキブリは、
最早、人型にまで進化を遂げ、しかも凶悪な生物となり火星上に蔓延していたのだ。

駆除しようにも、隊員たちは次々と襲われて、この仕事の難易度の高さを思い知るのだった。
だが、こいつらに対抗すべく、彼らの身体に予め仕込まれていた改造手術があった。
それは、人体に昆虫のDNAを組み込む事で虫の姿に変異し、超人的 な力を発揮するというものであった。

人類対テラフォー マーの壮絶な戦いの行方は？！
また、その裏で密かに進められる陰謀とは？！。

映画　テラフォーマーズ　感想

原作は、かなりの人気作品なので、
それなりに期待して視たが…あまりのちゃちさに暫し目が点になり、その後は何度も寝落ちしてしまい、
最後まで視るのが大変だった。

なんでこんなに子供向けの戦隊ヒーローものレベルなん？

敵のテラフォーマーも、舞台となる火星の表現も、乗組員たちが昆虫人間に変身する様も、
ストーリー展開の雑さも、
すべてが作り物感満載で安っぽく、アメリカのＳＦとは天と地の差がある。

実力ある俳優陣を使いながらも、彼らの演技力を全く生かせず、
目も当てられないような駄作を世に送り出す結果になったんやね。

三池崇史監督の事、よく知らなかったんで、ちょっとググったら、暴力やホラーというジャンルが得意な監督さんだったようで、
ＳＦものは畑違いだったからなんですかね？
わざわざ映画館へ足を運んだ方々にお悔やみを言いたい気分になりましたｗｗ

≪映画　テラフォーマーズ～なぜ火星でのテラフォーミングにゴキブリが必要なのか≫
これについては、映画の冒頭のナレーションで説明がされるものの、
ちょっとわかりにくいから説明を補足しておきます。

人類が住むには火星はマイナス58度と気温が低すぎるので、これを温暖にする必要があった。
そこで、黒い生き物を繁殖させて、火星の地表を黒く染め上げて太陽光を吸収し、
大地を温める事が出来るだろうとの考えに基づき、
それならば、丈夫で繁殖力の旺盛なゴキブリが適しているだろうという事で選ばれた。

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