ドラマ「春のワルツ」は「猟奇的な彼女」に出て来る小説ソナギ（にわか雨）の世界観を反映してる
『猟奇的な彼女』は昔、大ヒットしたネット小説を原作とする韓国映画だが、この作品の中で『ソナギ（にわか雨）』という有名な韓国の小説の事が語られ、
そのバロディの寸劇なども出て来る。
そこで『ソナギ（にわか雨）』って、どんな話なの？って気になるところだけど、
これが韓国では中学校の教科書にも取り上げられられるほどの有名な国民的短編小説なのだわ。
内容は、幼い少女と少年の仄かで純真な恋心が田舎の過ぎ行く美しい秋の風景に相まって…
けれど、実らない初恋に、胸がキュンキュン締め付けられるというもの。
作者の黃順元さんが、元々は詩も書いていらしたという事で、
自然の風景描写が多く、詩情溢れる牧歌的な作品のよう。
「猟奇的な彼女」では、せっかくのこの切ない名作を、おふざけなバロディにしてしまって、
私も大笑いしてしまった。
しかし、この『ソナギ（にわか雨）』って小説は韓国の恋愛ドラマの原点と言われているそうです。
そういえば、似た雰囲気のドラマにいくつか思い当ると思う。
例えば、それは『悲しき恋歌』であったり『春のワルツ』であったりするわけなのだけど、
『春のワルツ』では、主人公の少年と少女の背景設定に、
『ソナギ（にわか雨）』と、以下に記したほどの多くの共通点がある。
●貧しさ。
●少女が体が弱い。
●美しい田園風景。
●とうもろこし畑。
●互いを一途に思う心。
『春のワルツ』も、相当にキュン死しそうになるので、ハンカチを用意してご覧くださいねｗｗ
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