アニメ『寄生獣 セイの格率』ネタバレあらすじ 14話「利己的な遺伝子」
放送日：2015.01.14 25:44～田村に雇われている探偵の倉森に、ついに自分の素性がバレてしまった新一。
精神的にも追い詰められていく新一は里美に秘密を明かそうとするが、
やはりなにも話せないままお互いの距離は遠のいていく。
この状況を打破する為、新一は宇田守（うだまもる）の協力を得て倉森に接触を試みようとする。
いまだに自分を付け回していた倉森を宇田と二人で拉致して人気のない場所へ連れて行き、
これまで自分の身に起こった出来事をすべて話して理解を得ようとする新一。
新一の話を聞き終わった倉森は「自己犠牲になるくらいの覚悟で警察にすべてを話すべき」と言い、
ミギー達に「今度、そんな事を言ったらおまえを殺す」と脅される。
人間を使って新一の身辺を探らせる事に限界を感じた田宮良子は、
自ら、とある大学の屋上へ新一を呼び出して、
子連れで、その大学で行われていた遺伝子に関する講義を受けた後、
赤ん坊を抱いて新一との待ち合わせ場所の屋上へ現れた。
良子は改めて新一に「今は人間との共存も視野に入れて今後の事を考えている」と
もっともらしい事を話すが、新一はとうてい信じる事が出来なかった。
人間の心のない良子は、出産後も産んだ子供に愛情を感じておらず、
「今戦ったら負けそうだ。この子供を盾に使う他ないな」と赤ん坊を両手で頭上に掲げるが、
その時、先ほど同じ講義を受けていた２名の女子大生が屋上に来たので、
子供を抱いてその場を去って行った。
子供を盾にしようとした良子に対して怒りで一杯になった新一は、あてもなく
大学を突っ走って出て行った。
そして繁華街で息を切らして立っていると占い師の老女が声を掛けてきて
「手相を見てあげる」と言うのだが新一は右手ではなく左手を出す。
占い師は一瞬「左手？」と疑問を感じたようだが、すぐに
「あなた今、胸に穴が空いているでしょう」と新一の事をズバリ言い当てる。
そして老婆は言い当てられて驚いている新一に
「あなたの胸に穴を空けた相手にもう一度会って、何もかも話してすっきりさせる事よ」とアドバイスをする。
「あなたの胸の穴を塞ぐ事が出来るのはその相手だけなのよ」と言う老婆に、
「ふっふっふふふ…」と新一は不敵な笑いを洩らし「その相手なら殺した」と告げて
老女を驚かせた。
アニメ『寄生獣 セイの格率』 #15 「何かが道をやってくる」へ続く。
寄生獣は、岩明均作の漫画。
『モーニングオープン増刊』（講談社）にて（1988年～1989年）まで３話が連載された後
『月刊アフタヌーン』（講談社）に1990年1月号から1995年2月号まで連載された。
全64話で単行本はアフタヌーンKCより全10巻が発行。
2003年には連載時のカラーページを収録した完全版全8巻がKCデラックスで新しく発売。
寄生獣 完全版全8巻 完結コミックセット/講談社
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