映画 バタフライ・エフェクト ネタバレあらすじ | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

映画 バタフライ・エフェクト

タイムスリップもののSFで、2004年に公開されたアメリカ映画です。

父親譲りの特殊なタイムスリップ能力を持った主人公エヴァンが、辛い現実を変えるために、
過去へのタイムスリップを繰り返すが、
何度繰り返しても、現在へ戻ってみると状況は更に悪化しているか、
もしくは別の形の不幸に見舞われているという救いのない展開です。
このパターンって…先日NHKでやってたタイムスパイラルと同じだよね~。

物語は、主人公のエヴァンが7歳の時から始まります。


この映画パート1からパート3まであって、
それがずっと続いているというわけではなくて、一応、1で物語は完結するのですが、
2・3では別バージョンのエンディングになるというものです。

とりあえず本日は『バタフライ・エフェクト1』のネタバレを書きます。


まずタイトルの「バタフライ・エフェクト」の意味ですが、これは「バタフライ効果」という意味で、
蝶の羽のはばたきの様な僅かな変化が世界に大きな影響を与えるという
カオス力学・カオス理論における現象を指す用語です。

バタフライ効果の詳細についてはwikipediaにあります。

映画ではこの現象を、時の流れの上での変化…つまり過去をほんの僅かに変える事により、
現在が大きく変わってしまう現象に当てはめてタイトルとしたようですね。
エヴァンが過去に戻り、自らの身の上の何等かの出来事を変える事で、数年後の自らを取り巻く環境が大きく変化してしまいます。

「人生の分岐点で、別の選択をしていたら、今の人生はもっと良くなっていたんじゃないだろうか」と、
人は誰しも夢想するものですが、この部分は、現在放送中の「素敵な選TAXI 」とも似ていますよね?
(扱っているテーマが同じタイムスリップものなので、どうしても重複してしまう部分があるのは当然ですが)


7歳のエヴァンの父親は精神病院に入院しています。
特殊なタイムスリップ能力を持ってしまったがゆえに、頭のおかしい人と誤解されてしまっての顛末だったようなのですが…。
そしてエヴァンは時々、記憶を無くしてしまう子供で、学校で大量殺戮の残酷な絵を描いたり、
母親が気づくと台所で庖丁を握り締めたりしていて「ドキッ!」とさせられるけれど
本人は何故自分がそのような事をしてしまったのかが、その時の記憶が欠如していて全くわかりません。

素顔のエヴァンは、キュートな顔立ちの極普通の男の子です。
そしてエヴァンには、近所にケイリーとトミーという兄妹の友人がいて、二人の両親が離婚したので、
二人は父親ジョージに引き取られる形でエヴァンの近隣にやって来たのでした。

しかし、この父親のジョージという人が、人格的に非常に問題のある人で、その悪影響がケイリ―の兄で息子のトミーに顕れ
トミーは残虐性をおびた子供に育ちます。
エヴァン、ケイリー、トミーに加えて、近所にはもう一人、レニーという男の子がいて、4人はいつも一緒に遊んでいました。

そんな日々の中、エヴァンは病院に入院している父親に会いに行きますが、
最初、全く問題ないように見えた父親が面会中の会話の途中で、
突然エヴァンに襲い掛かり首を絞めて殺しそうになったので、傍にいた看護師がエヴァンを助けるために、
慌てて父親を撲殺してしまいます。

6年後、エヴァン達が13歳の頃、トミーの指示でレニーが、
ジョージ宅の地下室にあったダイナマイトをある家の郵便ポストへ入れて仕掛ける。
その様子を4人は黙って見ていました。
(彼らはせいぜいポストを破壊しようと思っただけで、そんな展開になるとは予測はしていなかった)
その結果、その家に住む母と赤ちゃんを死亡させ、トミーは少年院行きで、
レニーは引きこもりのプラモデルオタクになってしまいます。

その7年後、エヴァンは大学生になって学校の寮暮らしをしていたのですが、過去の欠落した記憶が気になる彼は、
この頃、過去に戻る能力を開花させていました。
ただ、当初の彼の過去へ戻る目的は欠落している記憶を取り戻すためでした。
ところが、一度(ひとたび)過去へ戻り、記憶を回収すると
「ああ、あの時、別の選択をしていれば、もっと幸せな今が…」という思いに囚われるようになり、
エヴァンは記憶を回収しながら、過去へのタイムスリップを何度も繰り返し過去を変えるのですが、
二十歳の今に戻ってみると、状況は更に悪化しているか、もしくは別の形の不幸に見舞われているのです。
それに、タイムスリップして何かを変化させるとその影響で、自分を取り巻く人のその後の人格までもが変わってしまっていました。
人格は必ず悪い方向へ変わるのではなく、引きこもりオタクだったレニーが明るく溌剌となり、
幸せなケイリーの彼氏になっていた事もあれば、トミーに残虐性は現れず信仰心の厚い善人になっていた事もありました。
けれど…その時はエヴァン自身が不幸のどん底になっていました。
それで、またしてもタイムスリックを繰り返すエヴァン。
しかし、エヴァンのタイムスリックには精神科医の指示で7歳の時から付けていた日記を読み返す事が必須でした。
エヴァンはいつも、日記を読み返したその日、その時にタイムスリップするのです。

最後に過去から戻った時は精神病院に収監されていて医者に
「日記など存在しない!すべては君の妄想だ!」と言われ、ピンチに陥るエヴァンでしたが
母に頼んで、幼い時のホームビデオを持って来てもらいそれを見る事によって過去の事を思い出しタイムスリップを成功させました。

そして、衝撃の結末は…?

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 タイムスリップ・タイムトラベルの物語 ネタバレあらすじ他 まとめ 




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