マルキ・ド・サド 短編集「恋の罪」と映画「恋の罪」 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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2013年07月05日の記事を再UPしました。

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マルキ・ド・サド 短編集「恋の罪」と映画「恋の罪」

マルキ・ド・サドの短編集に「恋の罪」というものがあります。

サドには「違反」の作品と「適法」の作品の二種類があり、この「恋の罪」は「適法」の作品群に属するものです。

12世紀に始まる名家の出身であるマルキ・ド・サド(1740-1814)は、その乱行と筆禍のために生涯の大半を獄中で過ごし、数々の作品を生む。

「適法の小説」と呼ばれるもののうち最も完成度の高い作品集『恋の罪』から本邦初訳の4篇を収録。
悪徳と美徳、加害者と被害者といった対立によって人間の中の両項性を描き出す。


【収録作品】
「フロルヴィルとクールヴァル、または宿命」
「エルネスティナ」
「ロレンツァとアントニオ」
「サンセール伯爵夫人、または娘の恋敵」
 
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「エルネスティナ」は漫画作品にもなり、こちらで無料で第1話が読めます。
 
そして、こちらが、完訳版。
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サドの物語では、一貫して悪人が善人を追い詰めて破滅させるという言わば勧善懲悪の反対の勧悪懲善?!
でもサドは「人々に、悪を勧めるために作家活動をしたのではない」のだから、そのあたりは誤解なきように・・・。


で、こちらが映画の「恋の罪」
この映画がサドの作品の影響を受けているか否かは、見た人の判断に委ねましょう。

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