愛情表現いろいろ その1の続きです。
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参照:「愛の言語学:珍しい愛情表現10」より
6. ノミちゃん (French)
Ma puce
"Ma puce" は英語での「スウィーティ」とほぼ同じ意味です。昔、ノミを取り除き合うのは、1対1の毛づくろいの機会で、楽しく、時に親密なプロセスであったと言われています。一説では、"Ma puce"は 人間とノミによる、共有の歴史的な関係にリンクしているのではないかと示唆されています。
7. ガゼル(アラビア語)
Ghazal
古代アラビア語の詩には、美しいガゼルの絵(比喩的に言えば、すなわち女性のこと)がたくさん存在する。美しい女性の視線を表す「殺人槍」に関して、多くの文献があります。もしこの詩を信じるのなら、ハンター(つまり男性のこと)が、ガゼルを一目見たその後、愛の病気で死んでしまうというのです。今日も同じで、男性は女性に対し「貴方の目はガゼルだ("Laki uyounul ghazal")」と言うことができます。これは、男性が女性に対し、あなたが恋に落ちる前に自分はあなたのとりこになりました、という事を暗示しているのかもしれませんね。
8. 小さな像(タイ語)
Chang noi
像はタイの人々にとって最愛の動物です。像、特に白い像は幸福を運んでくるとも言われています。像の象徴は、この地域全体に影響をもたらしたインドの文化であるヒンドゥー教のガネーシャから派生したと言われています。像は、一度は国の国旗にもなり、国民の心をつかんでいきました。
9. 水に潜る魚と地上に落ちる雁 (中国語)
沉鱼落雁
中国の歴史に、西施という最も美しいと言われていた女性の周りで起きたお話があります。ある日彼女が池で魚を見ていた時、魚たちは彼女のあまりの美しさに目がくらみ、泳ぐのを忘れて徐々に底に潜っていってしまったというお話です。同様に、王昭君という、これまた美しい女性の上を雁の群れが飛んでいた時、彼女の美しさに打たれた雁達は、羽ばたくのを忘れて地面に急行下してしまったということです。この日から、若い中国人男性が中国人女性に恋をしている時、男性は他の人に「彼女は西施や王昭君のように美しい」、ということをこの4つの言葉「沉鱼落雁」で表したりします。
10.小さなハト (ロシア語)
Golubchik (男) / golubushka (女性)
プーシキンの最も有名な詩の一節に、彼の年老いた乳母への愛情の表現として「小さなハト」という言葉を使いました。ただ、これはプーキシンが子供だった頃に、彼女が同じように彼への愛を表現するために使用したという説もあります(おそらく本当)。愛情の表現方法としては、元々ヘブライ語で書かれていた旧約聖書(あぁ、私の可愛いハトちゃんや…顔をよく見せておくれ)でも使われています。聖書のスラブ翻訳はロシア語の形成に大きな影響を与えていますので、聖書はロシア語のルーツでもあります。
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個人的に、いくらポジティブな意味でも、ノミちゃんは嫌だなぁ。
さて、どうですかこの後半戦?前半と比べて、かなりダレてる感じしません?w
最後のハトの話とか像の話なんか、どういう風に使われているのかすら教えてくれてません。ただ起源を語っているだけです。
こういうのって、無理やり10個とかにしなくても、5つくらいを深く解説してくれてる方が面白いんじゃないかなぁ、と個人的には思ったり。



