またまた呪いの話です。
父がよく口癖のように言っていた言葉、それは
「アホか!!」でした。
ちょっとでもおかしなことを言ったら「アホか!」と言われていました。
ぐずぐずしたり、合理的じゃなかったり、常識的じゃなかったり、辛気臭かったり。
テレビのクイズ番組で答えを間違っただけでも(笑)
父と二人で電車に乗って出かける時に、嬉しくてホームで大声で歌っていた記憶があります。
その時、父は他人のふりをして、かなり離れた場所に立っていたことを覚えています(笑)
ここで、アホだけでなく、純粋に子どもらしくいることも封印したように思います。
なので、空気を読むのが得意な私は
「アホではいけない」
「賢くないといけない」
「大人のように振る舞わなければいけない」
という呪いもかけていましたね。
自分で言うのもなんですが、私は元々勉強もできた方で、空気を読む力もあったので、父から「アホか!」と言われる回数は少なかったんですが、弟と母が毎日のように言われていました(涙)
私は父と価値観が合った方なので、それが正解とさえ思って育ってきました。
社会に出ても、アホな人が嫌いでした。空気が読めない人を軽蔑していました。
そんな中、その特性にも当たるカルマメイトと1年半一緒に仕事することは、拷問に近かったです。
「優しくしなくてはいけない」という呪いをかけていたので、怒ることもできなかった。
感情が出せず、本当に苦しかったです。
前職場をやめる時、カルマメイトに
「賢い人とはもう仕事したくない」と言われました。
カルマメイトは、自分の発言が相手にどういう感情を味わわせるか、理解できていません。
シレッとした顔で言っていたので、もしかしたら褒めたつもりでいたかも?
「私もアホな人とはもう2度と仕事したくないわ!!」と心の中で言い返していました。
また、これまで「天然やなぁ」とか「変わってるなぁ」と言われるとめちゃくちゃ腹が立っていたんです。
どれだけ親愛の情を込められた言葉だとしても。
これは「アホやなぁ」と言われてるように聞こえて、
「そんなわけないやん!!子供の時からそうならないように気をつけて生きてきたのに!」
という抵抗から怒りが湧き上がっていたんですね。
要するに、図星ということです。
私は実はアホなのだ。
アホで生きるために生まれてきたのかもしれない。
それなのに賢いふりをして生きてきた。
アホとは、愚かであることらしいです。
すずめの戸締まりの主題歌に
愚かさでいい 醜さでいい
正しさのその先で
君と生きていきたい
という所があり、そこで泣きました。
どんなに愚かでも醜くてもそれが自分であるなら、自分だけはそこを否定せず、抱きしめて生きていきたい。
そういう人と一緒に。。。
こうやって文字にしてるだけで涙が出てきます。
オールドソウルは、
同じ価値観の仲間を探している。
目醒めたオールドソウルを探している。
闇を抱きしめて、ありのままの自分を愛し、自立した人と、ただ語り合いたい。
私が全ての呪いを解いて、魂の道を歩き始めた時に、必要なご縁が結ばれるのだと思います。
それを楽しみに、自分に集中できる環境を死守し、アホで純粋に生きていきます✨