昔からアメリカで日本のレトロアニメが好きなオタクたちの間でやたら知名度があるらしいアニメ映画『プロジェクトA子』。VHSからDVD、はたまたブルーレイまで、日本よりも映像ソフト化がアメリカで度々されているし、外国人がYouTubeで上げている日本の'80年代シティポップのメドレー動画にもこの作品のシーンが使われているのを何度か見かけた事があります。一方日本では当時を知る人にしか語られていなさそうな、今となってはマイナーな作品?でも当時のアニメ雑誌(月刊OUTとか)を見ると目立った扱いを受けている感じはした。
プロジェクトA子には『旅立ち』という同時上映されたアニメ映画もあり、先日中野ブロードウェイでこの作品のパンフレットやポスターを発見!となれば、プロジェクトA子のポスターやパンフレットが売っている可能性もあるんじゃないかと、探したのですがその日は見つからず、、、
そしていつに見つけました!アニメ映画のパンフレットって比較的入ってきやすいのでいずれ入荷されるだろうと思っていたら思いのほか早くに入ってきたな。600円という安さを良い事にまたしてもお買い物してしまった。やっぱり良いなあこのイラスト。
この、まごうなき'80年代な感じがたまりませんね、当時の定番の要素(当時のメカデザイン、SE、光の描きなど)を余す事なく入れた感じ。
製作費5億もかかっていた事に驚き。景気良かった'80年代だから出来た事なのか。音楽制作はロサンゼルスで行われたし、曲には外国人の有名シンガーを採用。なかなかの意気込みを感じられる。いや、もしかして、それが理由でアメリカで知名度あったのか?うる星やつら、バイファム、Dr.スランプの原画にも参加されていた西島克彦氏が'84年にフリーとなり、現在、なぜか『プロジェクトA子』の監督をやるはめになるという紹介文が笑える。
作中では分からなかったメカの名称も載ってて面白い。これだけでもパンフレットの価値はあったというもの。
A子たちの担任の先生の髪型がどう見てもクリィミーマミ、と思ったら、実際にキャラクターデザインの元となったキャラがクリィミーマミでした。クリィミーマミのあの特徴的な髪型はそれ以降フォロワーがいなかったと思うから分かりやすい。
ちなみにクリィミーマミも毎週2話ずつ配信されているので楽しんで見ています。これも'80年代の良きアニメですね。
当時の池田秀一さんがパンチパーマ。
あと、林原めぐみさんも参加されていますが、顔写真がありませんでした。相当新人の頃かね。
ネット通販がある今の時代とは違い、通信販売でグッズを買う感じ。
どれどれ、何か買おうかな、
あ!しまった!!
8月で締め切りか!残念、間に合わなかった〜😂
そんな感じのプロジェクトA子。しかし1986年の頃からアニメ映画のパンフレットってあったんですね。いつかブルーレイも買いたいなぁ。