TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』
第2回 『修・復』
放送日：2018年10月14日
絵コンテ：雨宮晢
演出：中園真登
作画監督：中村真由美、杉本ミッシェル、坂本勝
ヒロイック作画監督：牟田口裕基
総作画監督：-
昨日の戦闘で怪獣に壊されたはずの学校が元通りになっていた。しかし、裕太たち3人を除いて誰一人として昨日の出来事を覚えておらず、いや、まるで元から知らなかったかのようで、怪獣に襲われた問川やといこ達数名の生徒たちも皆の記憶から消えていた。裕太たちがグリッドマンや怪獣の話をしているのを聞いていた新条アカネは裕太を昼飯に誘ってそのことを聞き出そうとする。しかし、裕太は部外者を無闇に巻き込むのは危ないと考えて言葉を濁らせた。
教室へ戻ろうとしたアカネは担任の先生とぶつかってしまう。しかし先生は謝りもせずにその場から去って行った。トマトジュースの紙パックを握りしめるアカネ...。そして、アカネが帰宅した先は大きな家の一部屋。怪獣のソフトビニール人形やキットが詰め込まれたビニール袋とショーケースで足場すらまともに無い。ここに知られざる新条アカネのもう一つの姿があった。
アカネ『ただいま、アレクシス』
アレクシス『やぁおかえり、アカネ君』
一方、六花の実家の店に集まっていた裕太たちの前に謎の男が現れた！その男はグリッドマンのジャンク（パソコン）をいじって最適化し、ようやく将や六花にもグリッドマンの声が聞こえるようになった。その男・サムライ・キャリバーはグリッドマンの仲間の一人だった。まず、将の提案で問川等いなくなった5人を探しにそれぞれの実家へと向かったが、どの子も早い時期に亡くなっていることになっていた。
アカネはぶつかった事に謝らなかった先生を亡き者にしようと新たな怪獣・デバダダンを完成させる。
アレクシス『インスタンス・アブリアクション!!!』
先生の前に巨大怪獣が出現。異変に気付いた裕太たちもすぐに店に戻り、グリッドマンに与えられたプライマル・アクセプターを使って一体化した。
裕太『アクセス、フラァーーーッシュ!!!』
しかし今回の怪獣にビームは通用せず、それどころかビームを吸収して打ち返してきた！為す術無しのグリッドマン。そこでキャリバーが真の姿となってグリッドマンを助けに駆けつけた！キャリバーの正体は大剣・グリッドマンキャリバー。グリッドマンはキャリバーを使って怪獣を一刀両断!!
今回は死者を出さずに街を守ることが出来た。クラスメイト達の安全を確認した六花も安心し、裕太たちに向かってありがとうと言うが、それは誰に向けての言葉だったのか。翌日、よそ見しながら廊下を歩いていた裕太は先生とぶつかってしまうが、先生は一言謝ってその場を去った。そんな先生の変化をアカネは無言で見ていた...。
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キャリバーがラムネの瓶を切って中のエー玉を取り出すシーンがあるけど、これはこの世界の神・新条アカネによって閉鎖されたこの世界の解放、もしくは誰かさんの心の解放を仄めかしているんじゃないかと、そのために自分たちはやってきたと暗示しているのではないかと思いました。エー玉はオープニングで裕太と将が眺めている（覗き込んでいる）シーンがあるし、最終話でも将が別れ際にグリッドマンから受け取っていましたが、何かと意味ありげに登場しているエー玉ですね。
しかし黒幕だと思っていた（一見変質者の）キャリバーさんが味方で、別の形で裕太たちと絡んでくる第2のヒロインだと思っていた新条アカネが黒幕だったとはww
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