前回、おばさん、ハワイ州の運転免許証を持っている、と書きました。

このハワイ州の運転免許証を持っているとですね、地元民用に値段が安くなるものもあるんです。地元民だ、との証明として、普段運転をしないおばさんも常に携帯しております。

 

 じゃ、なんで地元民だと証明しなければいけないことがあるのか?

それは、割引きのため。

そう、お店によって地元民だとディスカウントがあるんですよ。

それって、ハッキリ言うと二重価格のことです。

わたしが普段利用するところでは、あまりないのです。

なんでかって言うと、割引があるのは、観光でいらしたお客さんのいるあたり、つまりほとんどの場合は、ワイキキにあるのです。

つまり地元民だけが買い物するところには存在しないのです。

 

 見たことないですか”Kamaaina Discount" って書いてあるのを。

大抵、レジの側にあるんです。

IMP (インターナショナルマーケットプレイス)の中のMitsuwa もやってます。

あのディスカウントだけ見て、「ディスカウントして欲しい」って言うと、「ID (身分証明書)を見せろ」と言われるんですね。

それで、日本のパスポートを見せた人がいるらしいのですが、残念ながら安くなりません。

それは、Kamaaina (カマアイナ)が重要だからなのですよ。

 

 カマアイナとは、ハワイ語で現地の人という意味で、ハワイ地元住民のことを指します。

つまり、ハワイ州発行の運転免許証があると、住民だ、と認識され地元割が生きてきます。

 

 今回、オアフ島に遊びにきている友達曰く「ニューヨークは、マンハッタンまで行けば、そこそこおいしいお寿司が食べられるけど、天ぷらはなかなかないのよね。」

彼女が今まで食べた中で1番美味しかった天ぷらを作ったのは、何を隠そうこの私だそうで。

(てへへ)

彼女は、日本にも行ったことあるので、東京で一緒に天ぷらを食べたことあってね、ファンになったんですが、「アメリカの天ぷらは、おいしくない!」そうです。

でね、私が以前作ってあげたら「(おばさんは)アメリカで1番天ぷらがうまい!」と、お褒めの言葉をいただきました。(特別うまいわけじゃありません)

昔はね、アメリカの日本食って天ぷらがフリッターみたいだったりしたもんねぇ。

今でも、大きく見せるためか、衣が大きいです。

私は、重い衣が嫌なので、薄く揚げるのが、好き。

 

 で、以前は、ワイキキ横丁があったところに、金子半之助があったんですよ。

でもね、今はワイキキ横丁もなければ、金子半之助もない。

そこで、新しくワイキキ横丁の後にできたStix の天ぷら屋さん、Kikiに行きました。

 

 確かここ、地元割引があったはず!と、すんなり決まり。

熱々揚げたてを出してくれるので、ありがたい。

やっぱり揚げ物は、揚げたてですわ。

まず、お味噌汁、ご飯、天つゆと共に、揚げたて天ぷらが。

手前から、かぼちゃ、レンコン、左が椎茸、で後ろが薄切りの豚肉。(めずらし)

豚肉の天ぷらって、子供の頃横浜の中華街で食べたことありました。

 

 次が、こちら。

左から、なす、イカ、海老、ピーマンに豚肉の残り。

きちんと美味しかったです。

右上が浅漬け。

これまた、天ぷらの途中にいただくうれしい箸休めでした。

彼女も喜んでくれました。

(なんで箸休めって言うんだろ??お漬物もお箸で食べてるから、箸は休みなし!)

 

 「ほれ、おばさん、また安いところを」とお叱りを受けるかもしれませんが、安いことはいいことです。その分、いっぱい食べられるし。

でもね、地元民割引をやっているところって意外に少ないし、そもそもワイキキでご飯を食べることは、少ないのです。

 

 *地元割引だけじゃなく、お酒を買うのも、写真付きの身分証明書が必要です。

  どんなに老けて見えても、それがないと買えません。

  アルコール類のお好きな方、お忘れになりませんように。