アイスキャラメル・ラテにスコーン
甘さは、苦めのキャラメルのみ
アメリカでは、幼稚園からバレンタインデーは年中行事の一つ。ドラッグストアーでバレンタイン・カードを買ってきて、相手と自分の名前を書きクラス中の一人一人に配る。
そう、クラスの全員に!(日本と違って、1クラス20〜25人程度だが)
カードのメーカーも1つのキャラの図で25人分くらいのカードがセットにして売っている。
一応、その年の人気キャラが女の子用男の子用とあって、やはり早い者勝ち。
自分が女の子であれば、ディズニープリンセスみたいなのを1種類買って、あげる相手が男の子でも女の子でも、同じものをあげる。
「人とかぶりたくない」とか「今年は絶対このキャラ!」とか思う子は、欲しいものがなくならないうちに、と早めに用意をする。
親は、そうやって用意したカードを、子供たちがバレンタインデーに忘れないように「バレンタインカードの名前書いた?」「バックパックにカード入れたの?」と前の日に確認するのだ。
だって、忘れると、その日だけメンタルバレンタインぼっちになってしまうから。
20人分以上もあるんだから、忘れても騒ぎに紛れてその日をスルーしちまえば、意外になんでもないと思いそうだが、そうは問屋が卸さない。
小学校低学年あたりだと、まず前週に学校の図工で、入れる箱を作る。
もちろんバレンタインデーカード用なので、ちょっとデコる。
で、当日は、皆が授業時間内に一斉に一人づつの箱にカードを入れていくので、その時に手持ち無沙汰にしていれば、アクションがないわけだから地味なはずなのにとても目立つ。
低学年のうちは、バレンタインデーも学校がらみなのだ。
子供たち、ちゃんと先生の分のカードも用意してるんですよ。
大体小学校の中・高学年になると、クラス中に送るのは止めてしまい、後は個人的に送ることになる。そうなると、ちゃんと1枚1枚カードもプレゼントも選ぶのだ。
バレンタインデーのシンボルカラーは、🟥。
バレンタインのチョコレートも、赤い❤️のボックスに入って売っていたりする。
赤い薔薇と、チョコレートがよく売れる日だ。
で、最近商魂たくましいのが、女性下着のブランド。
日本で、名前だけは有名になってきたビクトリアズ・シークレット(日本にあるのか?)なんかは、1ヶ月前くらいからキャンペーンを繰り広げていた。
ん〜〜〜これって、男性が女性に買うわけだが、恥ずかしくないのか?
買う方だって、サイズ知ってなきゃいけないし。
自称「Sサイズ」のおねーさんだっているはず。(こらっ!)
アメリカのバレンタインデーは、日本のそれとは少し違い、送り主は男女どっちからでも良い。だからか、ホワイトデーはない。
ボーイフレンドからガールフレンドへ、や、その逆とか、旦那さんは奥さんに、奥さんは旦那さんに、、もあったけど、圧倒的に男性から女性へが多い。
で、次に多いのが、女性から女性へ。これは、親友という意味で送ることが多い。
数はわからないが、同性へのプレゼントも増えている。
最近はCMでも、女性から女性へ、や、男性から男性へ愛情を表現する場面も増えてきた。
私は、子供たちにちょっとしたプレゼント(ただ名前だけのプレゼントはあげたくないので、絶対に使えるもの)をあげる。娘も息子も私にプレゼントをくれた。
うちの子供たちはアメリカ育ちなので、この辺のことに照れはない。
上の写真は、息子が今日カフェでご馳走してくれたもの。
で、その場でプレゼントをくれた。
センス、悪くないじゃないの、息子よ。(グッドジョブ!)
*女の子に比べて、男の子はおかーさんに言われて渋々やってる感の漂う子が多い
だから、キャンディー付きのカードからキャンディーを抜き取ったら、そのキャンディーが誰からのカードについてきたかも、頓着なし