7月中旬、阿寒湖に来ていた釣友ノブさんとライズリバーへ1年ぶりに行ってきました。
その模様を7月29日19時よりAC釣チャンネルで公開します。
6月初旬、午前中から始まる虹鱒のライズに翻弄された昨年のリベンジもしたかったのですが、
仕事の関係でなかなか思うように釣行できませんでした。
阿寒湖のハイシーズンになればそれこそライズリバーといえども行くことは難しい。
7月中旬のガイドもノブさんも船の釣り・・ディープなアメマス釣りと阿寒川の釣りだったのだが
阿寒川は北電の放水実験があって平日午前中は結構濁りが入るとのことで釣りは土日にして平日の1日ライズリバーへ。
老人世代の釣り師は朝ものんびり10時くらいにスタートします。
流石に平日とはいえ先行者はいるので、なるべく邪魔にならないように上流から釣り下ることに。
ドライフライが得意で中村道場の門下生であるノブさんに先行してもらって、僕は後ろから竿抜けを狙うという作戦です。
渇水気味なので歩くのは楽ですがポイントが少ない・・ついている場所は決まってそうです。
先行者が下ってまだそんなに時間もたっていないので苦戦は必至です。
そんな中膝くらいの水深で白い泡が流れるいわゆるバブルレーンでちょっとした反応がありました。
6番のステュミレーターでは食いきれないのかもしれません。
サイズを8番に落とし・・せめて10番くらいに・・持っていません
流し込むと一番奥でボシュっと出ました。
それほど大きなサイズではありませんが早い流れと7.6フィート4番のグラスロッドにはなかなかのファイターです。
バーブレスフックということもあって慎重に慎重に寄せてランディング。
37,8㎝ってところでしょうか、きれいな虹鱒君でした。
瀬を流すも反応が表層ではなくて中層・・ノブさんはあとからウェットで釣りまくってました。
いよいよ本命のライズスポットへ
本流の奥のプールを流れる反転流と白い泡・・草木の下に目立たないライズ・・
いかにもシメシメッてなポイントですが・・これが結構難しい。
ノブさんがアントやカディスで粘っています。
何を投げても食わないよ!ってとうとう瀬の上流へウェットフライを持ち出して移動してしまいました。
僕はじっくりライズを観察しながら考えるのでした。
できれば1時間ほど休ませて3時くらいからやった方がいいんじゃないか?
思いきって対岸へ渡って本流を避けちゃうのも手なんじゃないか?・・
いやいやこんなことすると中村ガイドが「下手くそ」って言いそうだし。
立て続けに3か所でライズがあった・・そうなったらやるしかないよね。
水量も少ないから今回はいつもより立ち込めそう。
12番のアントでスタート・・今回は秘密兵器14番アントも持ってきたはず・・って忘れてきてました。
12番のピーコックカディス・・さっきカゲロウも飛んでいたよね・・14番のライトケイヒル?
結局何を投げてもノーバイト
フライボックスを探しまくって見つけてのはいつごろ巻いたのかもわからないような14番くらいのブラックハンピ―
4投目でいきなりヒット・・正直釣れるなんて思っていませんでした。
小ぶりな虹鱒はジャンプもするし面白い・・何よりフライを食べてくれたことがウレシイ。
30弱の虹鱒をネットインして次を見据える・・
ライズが心なしか増えてきたような気がする・・インターバルも短くなっている。
しかしここからがライズリバーの本領発揮・・・・
何を投げても無反応、さっき釣れたブラックハンピ―を乾かして投げても食われません
いっそのことデカサイズフライに・・もちろん何の反応もなし。
インジケ付けてニンフ攻撃・・はしません
ウェットフライでガンガン釣って「楽しかったと」戻ってきたノブさんと遅い昼食。
あきらめの良さが持ち味の老人二人は充分堪能できたということでここでお開き。
阿寒湖へ帰ってニュー阿寒ホテルのお風呂へ直行です。