6月のガイド日誌その2 | 阿寒倶楽部

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阿寒湖、阿寒川の釣りをご案内・・できる限り

厳しい厳しいと言い逃れしていても始まらない。

ゲストは阿寒湖や阿寒川の釣りを楽しみに訪れているのだからガイドの僕自身も楽しんでガイドするのだ。

 

阿寒湖初見参のゲスト、2日間のガイドは初日は阿寒湖。

モンカゲなどの反応があればスポットを変えて2日目も阿寒湖の予定だった。

初日は島へ渡って釣りをしたがモンカゲのハッチもないうえに大量のワカサギが群游しているエリア。

ゲストと相談して引っ張りの釣り、ドラワカの釣りでアメマスを狙っていただきました。

阿寒湖ファーストヒットはなんとも豪快に40越えのウグイ様・・これはすごかった。

見ている僕もアメマスだろうと思うほど最後まで抵抗してネットイン。

 

そのポイントを移動して待望のアメマスを引っ張りでキャッチ。

フローティングラインでの釣りなのでドラワカでもいけそうな感じだったのでドラワカもトライしたが、見には来たがフッキングには至らず。

再び引っ張って計3本のアメマスをキャッチ。

 

初めての阿寒湖初めてのアメマスは黄金色で美しい。

島にはほかにもアングラーが来ていてそれぞれいいサイズのアメマスをキャッチしていた。

 

さて2日目だがゲストと相談して阿寒川へ行くことにした。

阿寒川はのんびりと8時スタート。

驚くことに駐車場に着くとなんと車は1台しかない・・やっぱり熊騒動が影響しているのか。

上流域の温泉ポイントで釣り人が熊と鉢合わせとのことだったからインパクトあるよね。

もっとも熊よりもひどい別の熊も釣り場にいたそうだからこの付近へは行きたくはない。

今回の阿寒川の釣りはホテルから下ってゆくことにした。

透明度の高い阿寒川では虹鱒が見えているので期待は膨らむが、逆に釣りは難しさを増す。

毎日人が流したフライを咥えてはリリースされる鱒は賢くなるのだ。

そなときはニンフを流せば咥えてくれるものだが、今回は避けた鱒が2匹・・先行者がいたのかもしれないね。

動いている鱒にはドライフライでチャレンジして頂く。

 

流し切った木の横で見事にヒット・・こちらも阿寒川初めてのヒットでした。

もう一つのライズはなかなか渋くてフライを見切ってしまう。

こういう場合は即移動をします。

そして今回のメインポイントでの釣りは人の出入りがあったであろうと判断してニンフでスタート。

岸寄りに泳ぐ虹鱒が2匹はすぐに反応したがゲストが追い付かず。

まさかすぐに咥えるなんて思わないのは僕も同感です。

意外に近くに虹鱒が並んでいるようで、すぐにインジケーターが沈む。

ゲストこのインジケーターの釣りに少々苦戦。

左へ流れる重い流れの上に背後は木々が覆いかぶさっている、実にキャストが難しいうえにインジケーターとシンカー。

徐々に慣れていくと流し切ったところでインジケーターが沈んで合わせもバッチリ決まった。

サイズこそ40くらいであるがこのサイズが一番面白い・・手強いファイトで楽しませてくれます。

 

しばらくすると流れの中でライズがあった。

よく見るとモンカゲがハッチしている・・阿寒湖よりも多いくらいだ。

フローティングニンフに交換するとすぐに出たが、フッキングが速すぎた。

近くの流れでのフッキングは余ったフライラインの処理が追い付かないと厳しいしね。

何度か見に来るがまた沈んでしまう虹鱒・・ドライでたたかれていたようですね。

 

長めに粘ってみたが、本日はここでタイムアウト。

引きかえす途中に中村ガイドがゲストと降ってきました。

ポイント情報をお伝えして終了としました。

天気も良くて暑いくらいの阿寒川は夏場は楽しい・・ただくれぐれも熊にはご用心。