早いものでもう5月半ばです。

 

寒い冬も 桜の便りも 若葉にそよぐ風の柔らかさも

 

本当にあったのかしら?と不思議なほどにあっという間に

毎日が過ぎていきます。

 

ニューヨークへ行った記憶も薄れ、今更何をか書かむ。

 

でもコットンクラブのライブでは

 

野口五郎 GORO NOGUCHI / 異邦人 GORO IN NEW YORK (LP)

 

1977年リリース 

ニューヨーク mediasoundで録音されたこのアルバムが  featureされたらしい。

 

そして

 

2026年1月 私も別の意味で憧れ続けたmediasoundへ行っってきました。

 

さほど探すこともなく、目的地に着きました。

夢のような場所夢のような出来事。

 

 

 

 

↑公式の、どこからか拝借いたしました。

 

 

 

木製のドアからガラスのドアに変わっていました。

お隣のドアは木製でした。

 

 

レコーディングの聖地としての役目は終えていましたが、

かつてここで世界を変える音が生まれたという記憶が刻まれている。

そんな凛とした佇まいでした。

 

内部へは入れませんでしたが元教会の高い天井を見上げながらギターを弾いている姿などを想像しました。

 

扉の中に、約50年タイムスリップして、スタジオ内で音楽に没頭するGOROが微かに感じられて、とても感動しましたし、今もなお音楽の可能性やすばらしさを教えてくれるGOROに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

「1970年代世界の音楽シーンを牽引していたトップミュージシャンとの共演は、GOROの楽曲に深みと洗練さをもたらし、日本にはない音楽的要素を取り入れることに成功した。」というような文章をどこかで読みました。

 

当時私はそれほど熱心なファンでもなかったし、子どもだったので、

このディスクを聴いてはいませんでした。

ずっとファンだった方々のお耳は随分肥えていると思います。

 

CD化されてからようやく全曲聴くようになり、

その素晴らしさに改めて心をつかまれました。

 

GOROの高い志と名だたるミュージシャンとの融合は

熱量が高く、言葉以上に音楽でコミュニケーションを取り、

日ごとに手加減なしでぶつかり合うものだったとききます。

 

サポートするからニューヨークに残れと提案されるほどに

トップミュージシャンに認められ、もっと一緒に音楽をやろうと

望まれる。なんと素晴らしいこと。

ニューヨークで成功できればどこでもやっていけるというフランクシナトラの歌詞に象徴されるように 野心と挑戦と夢の舞台ですから、

 

「行けばよかったのに」と、無責任に思うことは誰にでもできますが

行けなかった、行かなかった。悔しさや悲しさ不条理な苦しみ。などをお土産に帰国されたのだと思います。アイドルと呼ばれる一方で、時代の最先端を走る天才の宿命なのかしら。

ニューヨークに残らなくても、こんなにも素晴らしい現在があるのも素晴らしい。結局、天才はどこにいても輝き続けられるのだと思います。

 

時代を経ても銘盤としての輝きをさらに増し、今、サブスクも解禁になり

更にたくさんの人に聴いてほしいし、私ももっと聴いていきます。