ハンチング帽の安定感 vol.1 | 帽子良き世界へ。

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Everybody Hats on.

こんにちわ!ブルメシアンです。すっこし晴れてきました。気候が良すぎて何もする気になれない...笑 

 

 

ハンチング帽って皆さんお持ちで?男の人しか分かんないかもしれませんね。今日はハンチング帽の良さについて皆さんに広めていきたいと思います。

 

まずは知識ですね。もちろん西洋のファッションなので西洋の彼奴等に「アジア人が何も知らずにかぶってやがる」と思われるように、ある程度は知っておくべきです。これは私的にはすごく大事なことだと思います。帽子をしっかり被る、帽子の良さを身体で頭で感じる為の最初のステップですね。ではいきましょう。

 

ハンチング帽、日本では鳥打帽などと言われますが英語ではflat capです。これ以外はまぁ通じません。hunting capなどと言うと現在ではスポーツであるハンティング用の迷彩キャップがでてくるでしょう。フラット(平らな)キャップという意味ですね。capという単語は1700年くらいからの単語なので昔はflat hatと呼んでいました。

 

 

歴史をザックリ説明すると14世紀のイギリス北部からの生まれらしい。イギリス生まれが理由でイギリスの場所場所では特有の呼び名がありまして、スコットランドではbunnet(バーネット?)ウェールズではdai(ダイでいいでしょう)cap,ニュージーランドではcheese cutterですって笑笑面白いですねぇ。

 

主には中級階級のワークスマンあたりがかぶっていた帽子で、ハットよりもサッとかぶれて特に動いたりする時に便利だということで一気に広まります。6歳以上からはもうフラットをかぶっていたみたいですよ。なんかいいですねぇ。

 

今ではデニムなどいろいろな素材で作られています(パナマハットでもハンチングありますよ!)が元々は何だと思います?勘のいい方ならお分かりになるかと。イギリス北部ということは?そうウールですね。最初はウールから。もちろんツィードのデザインもありました。昔は衣服の加工技術もそんなにないですから。かったいウールだったと思いますよ。

 

今ではファッションとしてしか扱われていませんが、モノにはちゃんとできた理由があるんですね。昔はこのように階級も分かり、用途もしっかりあった。日本で鳥打帽と呼ばれていますが別に鳥だけということではなく、運動がしやすい場所ではフラットを被る文化だったんですねぇ。

 

どうですか?ハンチング帽に興味が少し・・・だしてー笑だしてくれー。みんなで帽子かぶりましょ。まずは歴史からハンチング帽について話してみました。まだまだ話しますが今日はこの辺にしておきましょう。

 

まずは歴史を尊重してウール製ですかね!もう夏やがな。