赤目はクーラーの効いて…いるのか?笑
とにかくクーラーが設置されている場所で日夜社畜ライフを満喫しているので 楽チンなんですが
皆さま 熱中症にはお気をつけて!
水分と塩分を小まめに摂って 健康にお過ごしくださいませm(__)m
喉が乾いてなくても 水は飲まないとダメですよ!!
さてさて ここのところ検索ワードで
『レオパ 飼い方』『レオパ ケージ』など
嬉しい言葉を見かけることが多くなりました(ノ´∀`*)
レオパに心酔している赤目としては
新しくレオパをお迎えする飼育ビギナーが増えるのは とても嬉しいです。
しかも こんなに拙い赤目のブログを参考にしてくださる方がいるかもしれないなんて!笑
ということで、
赤目自身が初心に返る意味も込めて
僭越ながら いっちょレオパの飼い方!をご紹介させて頂きたいと思った次第であります(о´∀`о)
題して!
赤目流『レオパの飼い方』!!
そのまんま!!笑
プロフェッショナルな変態諸兄には 退屈な記事になるかとは思いますが お付き合い頂ければ幸いです(ノ´∀`*)
まずはレオパ…ヒョウモントカゲモドキという生き物が どんな生き物なのか、というところから軽く説明して参ります。

ヒョウモントカゲモドキ…
トカゲなのかモドキなのか とにかく不思議な名前ですね!
何者なのかと言うと ヤモリの仲間です。
学名を『Eublepharis macularius』、
日本語では『ヒョウモントカゲモドキ』、
英語では『レオパードゲッコー』。
英語の呼び方から『レオパ』という愛称で多くの爬虫類ファンから親しまれています。
爬虫類 有隣目 トカゲ亜目 ヤモリ下目
ヤモリ科 トカゲモドキ亜科 アジアトカゲモドキ属 ヒョウモントカゲモドキ。
これが分類学上でのレオパのお名前。
結局何者なのかはよくわかりませんね笑

ところでみなさんは トカゲとヤモリの違いをご存じでしょうか?
一般的に トカゲにはまぶたがありますが
ヤモリにはまぶたがありません。
ヤモリはコンタクトレンズのような 1枚の透明な鱗で目が覆われているんですね。
ではヤモリの仲間であるレオパにも まぶたがないのかと言うとあるんだなこれが。
つまり まぶたがないヤモリの仲間なのに
まぶたがあるトカゲのようなヤモリ…。
トカゲモドキや!!
ということでついた 紛らわしい名前の生き物なんです笑
体長は 最大でも25cmほど。
とても大人しい生き物で、手に乗せることも簡単にできます。
扱いやすく とても丈夫なので 爬虫類飼育の入門種的な扱いを受けることもしばしば。
地表棲ヤモリと呼ばれる仲間であり、
ヤモリの仲間なのに壁に張り付くことはできません笑
野生で分布しているのは 主にアフガニスタンやパキスタンなど 中東の暖かく乾燥した場所です。

正しく健康に飼育することが出来れば
寿命は10年以上とも言われます。
それこそ犬や猫なみに長生きです。
ここまでいくつかの写真でご紹介させて頂きましたが 色が全然違うのがおわかり頂けるでしょうか?
全て同じヒョウモントカゲモドキです。
ハムスターを想像してもらえるとわかりやすいかもしれません。
同じハムスターでも 毛色や大きさが違いますよね?
これと同じ理屈なんです。
レオパは 世界中に愛好家が存在し、
ブリーディング(繁殖)が 最も盛んな爬虫類のひとつなんですね。
著名なブリーダーさんによって
さまざまなモルフ(品種)が生み出され、
お気に入りの色柄を見つけ出す楽しみがあります(ノ´∀`*)
もし気になる方が いらっしゃいましたら
『レオパ モルフ』で検索してみると
本当にたくさんのモルフを見ることができますよ!

前置きが長くなってしまいました笑
いよいよ レオパの飼育方法です。
まず 暖かい地域に住んでいる生き物なので、飼育に際して保温が必要です。
大体26℃~30℃くらいの温度が必要ですが
涼しい場所、温かい場所を作ってあげることも重要。
そんな時に役に立つのはこれ!

『パネルヒーター』~~!
↑国民的ダミ声で
メーカーにより様々なサイズがあります。
コイツをこんな感じで…。

ケージの下に敷いてあげるとお腹が温められるのでグウなのです。
ヒョウモントカゲモドキは お腹を温めることで消化を促すので このパネルヒーターはほぼ必須アイテムになります。
お腹をベターっとくっつけて眠る姿は
それはもうかわいいですよ!笑
このパネルヒーター、ケージ全体ではなく
半分くらいの面積に敷いてあげるのがポイントです。
暑くなったら逃げられる場所を確保してあげないといけません。
ケージの中に 温度勾配をつけてあげます。
寒ければ温かい場所に移動しますし、
暑ければ涼しい場所に移動します。
人間とおんなじです(ノ´∀`*)
このパネルヒーターに加えて
ケージ、水入れ、シェルター、床材などが
最低限必要な設備になります。

尻尾が見えてますが笑
赤目ラボで 一番ポピュラーなセッティングはこちら!
・新聞紙
・ウェットシェルター
・パネルヒーター
これだけ!!笑
スタイルは人それぞれですが こんなに簡単な設備で飼えてしまいます。
生き物なので 当然水を飲みますが、
ウチでは水入れを設置していません。
壁についた水滴をなめるとも言いますが
がぶ飲みしたい時もあるようなので
あってもいいかとも思います。
我が家ではスドーのウェットシェルターを使っています。
シェルターの中に適度に湿度を保ってくれますし、上に水を入れる構造になっているので 水も飲めて一石二鳥!!笑
ケージ(水槽)は 30×20cmほどの床面積があれば充分です。
壁に張り付くことはできないので 高さはそれほど必要ありませんが 15㎝ほどの高さがあればOKかと思います。
飼育に際して スペースをあまり必要としないのも レオパの大きな魅力のひとつです。
具体的な商品名を上げてしまうと
スドー ハープクラフト レプティケースM
…のサイズ感がとてもいいですよ!
あ… 大事なことを忘れていました。
諸説あるようですが 赤目は単頭飼育鬼推し派です。
レオパは とても穏和な生き物ですが、
縄張りというものがあります。
♂を同じ水槽に入れたら 確実に喧嘩になることを覚えておいてください。
♀同士なら大丈夫とか、
野生下ではハーレムを形成しているから平気、とか無責任にもほどがあります。
それは棲息地の広い環境があって初めて成立することです。
レオパのためにお家を丸ごと一軒 建ててあげるつもりがなければ 無用なストレスを避けるために 1匹ずつケージを用意してあげてください。
そして 餌ですね…。
生きた虫です。
一般的にはコオロギ、ミルワームなどの
生きている昆虫が主食になります。
冷凍のコオロギを食べる個体もいますし、
最近では 非常に優秀な人工フードもありますが食べない子は食べません。
食べてくれる個体は優秀だと思っておいたほうが 後々後悔しません笑
レオパを飼う以上、ある程度 餌になる昆虫を管理する必要があります。
よく言われることですが、
レオパを1匹飼っていると
レオパを飼ってるのかコオロギを飼ってるのかわからないというカタストロフィが起きることがあります笑
需要と供給のバランスは レオパ飼育者のテーマのひとつなのかも…?笑
餌の頻度は ベビーであれば毎日、
アダルトになると 週に3日ほどです。
1度に食べる量は 個体によって変わってくるので 明確な基準はありませんが…。
大体2、3匹のコオロギを食べれば 充分 彼らが活動するエネルギーには事足りるはずです。
レオパを飼う、ということは
餌虫を飼う、ということ。
これは飼育の前に念頭においてください。
さて、長くなってしまいました。
まとめてみます!
・寿命は10年以上
・飼育温度は26℃~30℃
・パネルヒーター必須
・単頭飼いがオススメ
・餌は昆虫
留意する部分はこんなところでしょうか。
床材の選択、餌の種類、
人によって様々なスタンスがありますが
スタンダードな飼育方法としては
ウチのスタイルで問題ないと思います。
これからレオパを飼いたい!!
と思っている方のお役に立てれば幸いです(ノ´∀`*)
最後に…
もしレオパを飼いたい!! という方がこの記事を読んでいてくださるのなら…。
レオパは表情豊かで とても素晴らしい生き物です。
愛情を持って飼育すれば 絶対に飼育者に応えてくれる かわいい相棒です。
あなたの人生が彼らによって豊かになることを 確実に約束してくれます。
ですが 忘れてはいけないのは、
彼らは生きているということ。
どんなことがあっても ベストを尽くし、
諦めず、彼らにとっての幸せに最善を、全力を尽くすことを約束してください。
野生に帰す、なんてことは
絶対にしないでください。
彼らは 特定外来種に指定されている生き物です。
個体自身だけでなく 生態系に多大な被害を及ぼすことになります。
最後まで 責任を持って飼育することを絶対に約束してください。
赤目からの お願いです。
どうかよろしくお願いしますm(__)m
抹香臭い話になってしまいました!
最後までお付き合い頂いて ありがとうございます!!
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