前回、瀬島龍三の偉人伝を書くのではないと書いた。
それでは何にスポットを当てるのか。
瀬島龍三にはずーっとソ連スパイ説というのがある。
茂木誠のインタビューから。
茂木誠は予備校の世界史講師であるが、最近多くの本を出版している。
大東亜戦争の作戦立案を主に担当した大本営作戦課っていうところがありましてそこにですね、瀬島龍三って人がいたんですよ。
この人は戦後逆に有名になった人で伊藤忠商事の会長になった人です。
ガダルカナル以降ですね沖縄戦まで全部の作成にかかわっています。
で、ことごとく失敗しているんですよ。
ことごとく失敗するのになぜか罷免もされずにですね、その大本営作戦課に居座り続けるんですよ。
そしてあの、いよいよもう日本が負けると分かった頃に彼はですね、忽然と東京を離れてモスクワに行くんですよ。
当時、日ソ間は中立条約があったから別にまあ日本の軍人さんがモスクワに行ってもおかしくないんだけれども、ところがこの瀬島が何しにモスクワに行ったのかっていうのはまったく情報がないんです。
本人も語らない資料もない、謎なんですよ。
大東亜戦争でてんてこまいの大本営の、その作戦課のトップがですね、東京を何週間も離れて何でモスクワに行くんですかっていうね。
そしてその後、彼はですね、戦争が負けた段階で満州にいたんですよ。
満州にいて攻め込んでくるソ連軍との和平交渉に当たったんですよ。
そう、それで関東軍司令官に秦(秦彦三郎？)さんという人がいて、彼を説得してとにかく関東軍は全部引くと、で、満州はソ連に明け渡すと、それどころか満州に日本の開拓民がいますね。
その開拓民をソビエトに委ねると、労働力として使ってくださいと。
そういう交渉をソ連の極東軍司令官とやってですね。
つまり、あのシベリア抑留問題っていうのは何か僕らはね、突然攻め込まれて、だまし討ち受けて逃げ遅れて捕まっちゃったというふうに教わってます。
違うんですよ。
日本陸軍のトップがもうソ連とツーカーになっていた話があったんですよ。
そういうふうな資料いっぱいありますよ。
しかもですね、このプランはちゃんと日本政府にも上っていて、当時のですね鈴木貫太郎内閣が承認してるんですよ。
このプランは、これこそ戦争犯罪じゃないですか。
これ自国民を敵に売り渡すした。
60万人、10%死んだんですよシベリアで。
で、その後瀬島はですね、一応ソ連軍に捕まるんですよ。
ソ連軍に捕まってソ連の捕虜収容所に入れられたんです。
内モンゴルにあった。そのソ連の捕虜収容所ってのは実は日本人捕虜を教育して、もっと言うと、洗脳して共産主義者にするための施設なんですよ。
そこに瀬島が送られてですね、彼の同僚の大本営のトップクラスのね、将軍たちも一緒に入ってですね、それでソ連万歳って言い出すんですよ。
だから東京裁判の時、彼はその捕虜収容所にいたので別にマッカーサーには裁かれなかったんですよ。アメリカには。
ただ承認ということで飛行機でピーと飛んできてね、ちょこちょこと証言して、またピーと戻ってですね。
それでなんか本人は、あの収容所は本当に厳しい生活でしたみたいなことをしゃべってるんですけども。
そこで培ったそのソ連との人脈を使って、戦後まだちっちゃな商社だった伊藤忠に入って、貿易の仕事を手掛けて大成功するんですよ。
だからソ連とかチャイナとかその共産圏との貿易で伊藤忠っていうのも急成長して。今でもそうですね。
彼の後輩の丹羽宇一郎っていうのが日本大使になって北京駐在の、もうあの丹羽さんもひどかったですねー。
べったり、共産党べったり。
＊）インタビューは次に続く。一旦、終わりにするが、若い人には関東軍というのが分からないだろう。
日本の関東地方とは全く関係がない。
日本が日露戦争の結果、それまでのロシアの権益を受継いだ。
遼東半島 (関東州 ) におかれた関東総督府 (のち都督府) の守備隊である。
万里の長城の端山海関の東にあるため関東州と呼ばれた。
初めは関東州および南満州鉄道株式会社 (満鉄) 線路の防衛にあたった。
＊）コミンテルン(共産主義インターナショナル)の戦術はすごく優れていた。
＊）瀬島龍三の秘蔵っ子が丹羽宇一郎である。
伊藤忠商事の社長・会長をした後、菅直人内閣・岡田克也外務大臣によって初の民間出身駐中国大使に起用された。
●すでに経済規模で日本を上回るようになった中国に対するODA(政府開発援助)を、「日中関係改善のため続けるべきだ」とした。
それだけではない。増額しろと外務省に意見した。
●これら、ODAの資金が伊藤忠商事の事業の受注になるよう中国の元首相・李鵬の子息に対して数十億円規模の献金(賄賂)をして大阪国税局の摘発を受けた。
●日本が北京市に新築した日本大使館に対し、中国当局がいちゃもんをつけて使用を許可しないという事態が半年に及んだ。
吹き抜けが設計にあった、なかったの下らん問題である。
この件で丹羽は日本大使館の使用を許可する代わりに中国が新潟市と名古屋市に総領事館用の大規模な土地を取得することを認めた。
●東京都知事・石原慎太郎が表明した尖閣諸島の購入計画について、丹羽は「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらすことになる」として、日本政府関係者として初めて反対を明言した。
●中国海軍による海上自衛艦へのレーダー照射問題について触れ、「首相や防衛相への報告が遅れても許されるような事だ。メディアも大騒ぎするな」と発言した。
これらはwikipediaから拾ったものだが、他にもいろいろある。
丹羽は「日本は中国の属国として生きていけばいいのです。…それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」と公言してはばからない。
僕は日曜日の新聞に出るベストセラーズを見るのだが、丹羽宇一郎の書籍がよくベストセラーに入っているのだ。
それを見て僕は暗澹たる気持ちになる。
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◯柳 児
ほどほどの 雪がほしいよ バス鉄道
＊そうじゃな。
歩行通勤やマイカー通勤は
降雪時には乗るからのお。
ほどほどの 雪がほしいよ 除雪業
＊いやあ〜、たくさん欲しいよ。
冬は除雪でやっとメシが食えるんじゃ。
北陸の建設業。
◯小 彦
解決の 行き着く先は 学校で
＊なんでも不都合なことが起きると
学校が悪い、教育が悪いって言うの。
僕も。
◯仁眞心
就職は 始めホワイト 今シルバー
＊まあ、抵抗なくシルバーに行けたのだから
成長したか落ちぶれたか。
◯忘己利他老
盗難用 も一つ欲しい 打ち出の小槌
＊一寸法師シリーズ
ええかっこして、
人前でふっちゃんたんじゃ。
狙われる。
良かったあ メンクイでなかった 乙姫は
＊浦島太郎シリーズ
浦島太郎は村でも有名な
醜男でな。
村の娘は相手にしてくれなかった。
◯鷺 草
欲張らず 一つにせよと 神の声
＊そんなことできまへん。
人間(凡夫)でなくなります。
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