十数年前のクリスマスイブ。自殺した元彼と付き合うきっかけになったのがそのクリスマスイブだった。女友達と彼の経営するイタリアンに行って意気投合。付き合いが始まった。クリスマスイブなんて無ければきっと付き合ってはいなかっただろう。
クリスマスイブがくる度に愛の死と元彼を思い出す。二人はもう居ない。
幼かった頃、家族で過ごした暖かいクリスマスももう味わう事が出来ない。
子供の頃に戻りたい。誰と過ごすよりも両親と過ごした暖かいクリスマスが懐かしい。 何かクリスマスイブはやっぱり寂しい。
痛みさえ無ければ出掛けたりも出来るけど、とても出掛けたり出来る状態じゃない。今年もまた一人で《クルシミマス》だ
せめて痛みさえ無ければと思うと悔しい