僕が任されている営業職は前述した通り、モノを売ってお金を得ることです。
大きく言えば、会社の収益に直接関与する仕事になります。

どんな大企業でも中小企業でもその根源は同じです。

僕が異業種交流会で出会った一般的に言うエリートにあたる人達の中にも営業職をしている人は沢山いました。
そして仲が深まると、みんな口を揃えてこう言いました。

これだけ頑張って会社に利益を提供しても、その中の僅か数パーセントしか自分の手元には残らない、と。

ある男性を例に挙げましょう。

彼は当時誰もが憧れる大企業に勤め、その社内でも最上位とされる営業職につき、バリバリと売上を獲得していきました。彼の会社への貢献度は計り知れず、社内外での評価は鰻登り。ついには国内のトップセールスマンへ登り詰めたのです。
しかし、その会社は全体的な収益が前年度よりも大幅に下回っていた影響も有り、ほぼ間違いなく上がると思われていた彼の給料は結果、前年度よりもむしろマイナスになってしまいました。

度合いについては異なるものの、僕自身も似たようなことをこの4年間で何度か経験しています。

また、会社に属している際の問題はそれだけではございません。

所属年数を重ねれば給料は多少上がるものの任される仕事量は増え、プライベートは削減されていきます。

政府は消費者に対し金を使えといいます。
しかし、金を使うためにはゆとりが必要なのです。

勿論、上記に述べたような体系ではない会社もあると思います。しかし少なくとも僕が1年間で実際に見て聞いた人達の会社はほとんどがそうでした。

そして僕はその修行期間を経て、

起業を決意しました。

以前より僕は組織というものが苦手で、現在の日本の雇用形態にも疑問を感じていました。

こんなにも環境は豊かになっているのになぜ。
こんなにもお金を稼ぐ方法がそこら中に転がっているのになぜ。
こんなにも先行きが読めないのになぜ。
こんなにも辛い思いをしてもお金にならないのになぜ。

…などなど、疑問は挙げだしたらキリがありませんでした。

そして、僕は少し冷たい性格なのか分かりませんが、会社の利益の為、会社の繁栄の為に何かをしようととても思えませんでした。

何故なら自分の生活が一番大事だからです。

安定的な生活の基盤になるのは、言うまでもなくお金の確保です。

どうすれば安定的なお金を確保出来るか。

自分自身が稼げる力を着ければ良いだけの話です。