🟢孫の立ち位置
やっとの思いで、子どもを授かった途端、私が今までおかれていた環境がガラリと変わっていく・・
夢にまでみた、我が子との甘い生活
育休中は、2人でべったり、思う存分過ごせる
と想像をしていたけれど、そんな生活だけで済まされるほど、世の中は甘くはなかった
というのも、一昔前に流行った演歌
大泉逸郎の『孫』=孫が可愛すぎて作ってしまった演歌
の歌詞のとおり、夫の親も私の親も、孫に夢中になってしまったのだ
とても光栄なことだけれど・・
私の親(街の家)からみると、
初孫で、男の子を育てたことがなかった父母は、嬉しくっていっぱい会いたい
けれども
夫の親(旧家)からみると、
内孫の男の子ってことで、うちの跡継ぎがお世話になってみたいな上から目線バリバリになってしまったのだ
なんとも、不穏な空気のなか、同居していないのが幸いだったけれど、そこから、窮屈な関係が始まることに・・
私の親には悪いことをしたが、私(娘)の立場を考えて、立ち位置を下げて(時代錯誤すぎる)お付き合いをしてくれるようになったのだ
でも、そのおかげで、いまだに長く、良好な関係は続いています
ただし、こんな家制度は、ここで断ち切りたいと私が強く願い、夫の理解もあり、子どもたちを縛り付けることはしていません
ですから、子どもたちが、海外に行こうが、近くにいようが、巣立っていくのを応援するだけなんです
子育ては苦労の連続だったけれど、愛情いっぱい、時には厳しく、育てることができたのは、
出産した際に、独身の助産師さんが、お話されていたことが、ずっと心に残っていたからです
『独身の私の代わりに、大変な思いをして赤ちゃんを産んでくれてありがとうこの赤ちゃんたちが、将来、社会に出て、私たちを支えてくれるのだから、宝物です』
そのときは、お世話になったうえ、こんな優しい言葉をかけていただき感動🥺・・くらいの受け取り方をしていたのですが、
子育てしていくうちに、だんだんと、子どもを社会に出す責任が、親としても芽生え🌱はじめ、社会に役立つ人を育てないといけないなという受け取り方に変わり始めました
息子はもうすぐ、社会人になりますので、母の役目はひと段落ですが、一生の応援団やりたいとおもっています
肝心の夫婦関係はどうなる❓