2024年2月 愛媛県 松山市 興居島の吹揚山石鎚山勧請所 | 旅する石鎚信仰者

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やはり石鎚山は素晴らしい。

愛媛県松山市沖の興居島に小富士山があり山頂に石鎚山が勧請されている。

この石鎚山勧請地へ参拝するのは二回目で前回は2010年2月の事、そして前々から

不思議に思っていたのが山頂に建つ神殿の神額である、この神額には「石鎚山 吹揚

山大権現 勧請所」と記されている、文の字大きさや配列からして「吹揚山大権現」と

「石鎚山勧請所」に分ける事ができるが吹揚山の意味が分からない。

予想では、現在は小富士山と呼ばれているこの山は古くは「吹揚山」と呼ばれていた

時代があるのではなかろうかと思う、そう考えるとこの神額の表示の仕方も今までの

経験と一致するし、吹揚山に石鎚山が勧請されていると考える事ができる。

結局、ここに石鎚山が祭られている事を示すものはこの神額のみであったが、中の様

子からして蔵王大権現が祭られている様、中に入れないため拝する事はできないが

神額にはっきりと「石鎚山勧請地」の文字がある以上、ここは興居島で一番高い位置

に祭られる石鎚信仰の地である、そしてここへ来ても「やはり石鎚信仰はすばらしい」

と思う素晴らしい光景が広がっている。

 

 

 

 

 

 

泊港前に小富士山登山道の看板

 

先の看板から250m先の最終の案内板

 

良く踏まれた登拝道

 

途中に「笠石さん」とある

以前この看板は無かったと思うので行ってみる

 

岩盤の横に祠が祭られているが由緒も無くよく分からない

 

山頂まで80mの看板

 

港から40分ほどで小富士山山頂

 

山頂に祭られる神殿には石鎚山が祭られている

 

素晴らしい景色である

 

右の柱に「昭和四十一年一月」

 

松山市が広く見渡せ、やや右方向に霊峰石鎚山を拝せる

 

鳥居の傍にある案内板

 

以前と変わりない神殿

 

神額には「石鎚山 吹揚山大権現 勧請所」

 

中には入れないが様子からして蔵王大権現が祭られている様子

 

神殿の裏側にも瀬戸内海の素晴らしい景色が広がっている

「やはり石鎚信仰はすばらしい」と思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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