2015年3月 石鎚蔵王大権現 鎮座 | 旅する石鎚信仰者

旅する石鎚信仰者

やはり石鎚山は素晴らしい。

@30


本日は天赦日

石鎚蔵王大権現が我が家に鎮座された

まず天赦日とは「この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日と

され、最上の大吉日である。そのため天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも注記

される。天赦日は季節と日の干支で決まり、年に5回または6回ある」という日

そして本日我が家に鎮座されたのは西之川のロープーウェイ乗場にある石鎚教

石鎚山奥之院 石鎚大権現にずっと前から鎮座されていた石鎚蔵王大権現エリザベス

全高50cm銅製、斜め立ちでない垂直立ちの古様な形で金型に銅を流し込んで

造られるので同じ物が存在する、本来ならこの石鎚蔵王大権現は神社やお寺で
御神像して祀られるべきものであるが、これも天の囁きであろう御縁をいただき
本日より我が家へ鎮座される事になったのである ! !

現在では明治の神仏分離令 から廃仏毀釈 の影響で石鎚山は石鎚蔵王大権現

から両足を下ろした石鎚大神となり、仏様である石鎚蔵王大権現はごく一部
古い石鎚神社とお寺でしか御本尊とされている事がなく、この辺りでは石鎚山
金色院前神寺がそうである、とにかく石鎚権現と表現する事がなくなり古い書物
ぐらいにしか記されていない。

僕が知っている限りでもこの古様な形の物は現存する数が少なく、古い寺院で

御神像とされていでもひとつ小さい40cmの形の物がほとんどである。

本日鎮座されるきっかけとなったのは先月2月11日 に石鎚山へ登った時である

ちんちんに寒い石鎚山だったがあの時の天狗岳は実に神々しい山容だった ! !

事が動いたのは下山してからだが、別に特別な事をした訳でもなく自分の思うが

ままに行動しただけだが、ただ間違いなく言える事はあの日に石鎚山に登って、

あのタイミングで下山しなければこの石鎚蔵王大権現は我がへ鎮座するよう

にはなってないだろう、これは確かである ! !

あの日、この石鎚蔵王大権現が僕を動かしたのである、僕はそう思っている。

あの日から我が家へ来る事は自分的に分かっていたが今日という日を選んだ

のは自分であり、これ以上ない縁日であると思っている。

既に我が家には3年前に極楽寺で購入にした15cmの石鎚蔵王大権現 と2年前

に石鎚神社本宮で購入した3寸の石鎚大神 が鎮座している。

いうまでもなくこれらの御神像は既に石鎚山弥山山頂まで担ぎ上げ入魂の儀を

行った訳だが、この石鎚蔵王大権現は約11kある ! !

こりゃ根性入れて担ぎ上げんと御利益をいただく事ができんぞ('-^*)/

最後に気になるお金だが、もちろんこれだけの物が無料という訳でもなく、それ

相当のお金をその場で納めてきただが、こういう物なので簡単に言うと ! !

一般的月給の半分 ! ! とでも記しておこう、また借金をしてしまった。

いつもの事ながらいい年して本当に情けない限りである (>_<) ! !


石鎚蔵王大権現厨子入り → こちら

石鎚山お山開きに担ぎ上げた → こちら




本日朝一番で西之川にある
石鎚教石鎚山奥之院石鎚大権現堂

中には数々の石鎚蔵王大権現エリザベス
石鎚大神・役行者像がずらり並んでいる
いちばん右側の物が本日我が家へ ! !

本日我が家へ鎮座エリザベス
石鎚蔵王大権現 ! !
銅製でちんちんに重たい

左手は挙印・すばらしい造りである

極楽寺の石鎚蔵王大権現(15cm)と比べるとでかいエリザベス
全体的に左側に片寄って重そうに見えるが
ほとんど支えなくても自立するほどバランスが取れている


三つの目は釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩
憤怒の表情がすばらしい
見る人・その時・気分によって怒っているようにも
笑っているようにも見えると言う

最後の最後はまた奥之院へ帰っていくのだが
それまでは僕を動かしてもらおう



                       旅する石鎚信仰者