今日は大晦日、今年を締めくくるにふさわしい
大寒波の石鎚山
昨日の天気予報で大晦日から元日にかけてかなり冷え込むとか言っていた。
強風波浪注意報だが天気もまあまあし、こういう時こそ石鎚山だ('-^*)/
風などに負けてはおれん、なんてたって大晦日もちろん強行突破
まぁ～しかし今年を締めくくるにふさわしい石鎚山であった。
始発のロープに乗り成就社へ、登りは最悪の先頭だ ! !
強風で雪が地表を走りトレースがまったくない、夜明峠からは予定通り
ひざ下ラッセル
ガスと吹雪の中よれよれになって弥山へたどりつくが何と成就社から
３時間以上かかっている寒いのは覚悟の上だったが物事には限界と言うものがある
なんと山頂の気温は-12度
ぼちぼち後続隊が数人上がって来たが皆10分もせずに下山して行く
しかし天気予報では昼から数時間が晴れだった
根性の限り、いや身体の限り神社前でぼ～っと凍っていた。
もはや寒いと言う言葉すら出ない、ただ顔が痛いだけだ (・_T)
手袋から手を出せるのは3秒が限界、これでは写真を撮るのも必死
粘って凍ること２時間、天狗岳が拝めたのは２回、合計20秒ほどだった
しかしこれほど真っ白の天狗岳を見たのは初めてだ。
凍りながらも耐えて良かったーと思う瞬間だ('-^*)/
全身が凍っていた為シャッターボタンがなかなか押せなかったが今日の
天狗岳とブリザートはしばし心に残るであろう事は間違いなし。
ロープを降り成就社へ
成就社
今年の運が来年も続きますように
成就社は青空だが石鎚山は雲の中
八丁坂休憩所
前社ヶ森
だんだん雪は増えてきたが
時々吹く突風でトレースはなくなっている
霧氷がきれい
山頂から一人下ってきたので踏跡はあるが
ひざ下まで踏み抜けするとこがある
ここも絶景ポイントなのだが何も見えん
やれやれで分岐の鳥居
さすがにここでアイゼン装着
２の鎖下
２の鎖下の天狗はん
この辺は新雪でずぼすぼ
頂上山荘がちらちら見え始めた
もはや手すりしかない
気温はマイナス8.5度
面河分岐の標識もきんきんだ
最後の階段が見えた
最後の階段だが
まだまだ
あそこを周れば
雪のトンネルをくぐり
あと少し
成就社
ここは天気がいい
今年の運が来年も続きますように
成就社は青空だが石鎚山は雲の中
8時47分神門出発
雪は少なめだな
八丁坂休憩所
後ろは誰も着いて来ない
前社ヶ森
まだ鎖は見えている
だんだん雪は増えてきたが
まだアイゼンは付けていない
時々吹く突風でトレースはなくなっている
霧氷がきれい
夜明峠
本来ならここから石鎚山全容が見えるのだが
山頂から一人下ってきたので踏跡はあるが
ひざ下まで踏み抜けするとこがある
ここも絶景ポイントなのだが何も見えん
やれやれで分岐の鳥居
思ったよりは雪は少ないが
ここから上はまた一気に増える
さすがにここでアイゼン装着
２の鎖下
２の鎖下の天狗はん
氷から顔だけ出ている
この辺は新雪でずぼすぼ
股下まで入る
頂上山荘がちらちら見え始めた
もはや手すりしかない
気温はマイナス8.5度
吹雪になると体感はもっと低い
ひざ下まで埋まる・ピッケルも利かない
面河分岐の標識もきんきんだ
この辺りからだんだん時化てきた
最後の階段が見えた
ここまでのトラバースはなかなのもんだ
最後の階段だが
この上にきんきんかちかち急斜面氷の
トラバースがあるのだ
階段もがちがち
まだまだ
がちがち氷のトラバース
右に滑れば50mぐらいは下まで滑り台
あそこを周れば
雪のトンネルをくぐり
あと少し
11時50分到着やれやれ
看板もかちかち
お
更に粘る事１時間
おっ
寒さを忘れる瞬間だが全身かちかち
そして誰も居ない
成就社から
16時20分のロープで下山
看板もかちかち
何も見えん
弥山は北西風 気温はマイナス12度
山頂で粘る事30分
山頂で粘る事30分
お
見えた
更に粘る事１時間
おっ
土小屋もちらちら
裏行場王子社石殿
鳥居もかちかち
そして誰も居ない
そろそろタイムアップ
14時ちょうど下山開始
成就社から
下界は天気はいいようだ
16時20分のロープで下山
ここも気温はマイナス
そして駐車場の温泉で温まる (500円)
まだ凍っている気がする
「やはり石鎚山はすばらしい」
旅する石鎚信仰者