【大阪】中世に出逢えるまち　河内長野　観心寺と南天苑・山川草膳久右衛門を視察

日本遺産　国宝観心寺金堂前で

室町時代初期創建　大阪最古の建造物

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、甲辰(きのえたつ)年。「政治の原点を確認し、政治不信を払拭し、国を“保守”する年に」したいと存じます。

7月24日㈬、大阪出張。

なんば駅から南海線で和歌山高野山行きの特急に乗り、約30分で河内長野へ。

午前中は、日本遺産、中世と出逢えるまち、河内長野市を視察きました。島田智明市長に同行してもらいました。

◎日本遺産　中世に出逢えるまち　河内長野

南海線　河内長野駅改札口には看板が・・・

河内長野市は、人口10万人、7割が中山間地であり、京都と高野山を結ぶ高野街道等の交通の要衝であり、3つもの日本遺産に認定されています。

①令和元年に「中世に出逢えるまち～千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫～」

②令和2年に「女性とともに今に息づく女人高野～時を超え、時に合わせて見守り続ける癒しの聖地～」

③同年「「葛城修験」- 里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の3つです。

◎国宝観心寺

観心寺の正門

日本遺産の構成資産の内、国宝観心寺(永島全教住職)を訪問しました。

同寺は、修験道の開祖と言われる役行者（えんのぎょうじゃ）が開き、弘法大師空海がここを拠点として高野山を開いたとのことです。そして、南朝の忠臣、楠木正成公が幼少年時にここで学問を修めたとのことで、今でも、首塚が残されています。さらに、第九十七代後村上天皇の御陵があります。

重要文化財　建掛塔　三重塔の建設予定が一層に終わったとか

観心寺・公式ホームページ高野山真言宗遺跡本山檜尾山観心寺

www.kanshinji.com

　永島全教ご住職にご案内を頂きました。境内は静かであり、蝉の声が聞こえてきます。ゆっくり過ごしたい場所です。

◎天見温泉「南天苑」と古民家改装「山川草膳久右衛門」

南天苑前で

　観心寺の後は、さらに和歌山県境に近い天見(あまみ)地区へ。

山川草膳久右衛門で楠公めしを頂く

　天見地区の古民家を改装して、喫茶と飲食店として新規開店した「山川草膳久右衛門」を訪問しました。

　「楠公めし」と呼ばれるもち米と玄米でつくった五平餅を頂きました。

　経営主体は、旅館「南天苑」です。山崎一弘社長と奥様の山崎友起子女将と話をさせて頂きました。

　周辺の古民家を旅館として改装したいとのことですが、規制の壁に阻まれて実現できていないとか。宿泊施設となると耐震や防火等、宿泊者の安全安心の規制があるのは当然ですが、古民家の雰囲気を活かした規制があるのではないかと感じました。そのような話は全国各地にあると思いますので、今後調整していきたいと思います。