国会前に国旗たなびく

2月15日㈭から19日㈪まで、ハサーウネ・ヨルダン首相が、首相として初めて訪日しています。

我が国とヨルダンの外交関係樹立70年の節目での来日です。

中東ヨルダン国名の由来は、ヘブライ語で「流れ下る」の意をもつヨルダン川に由来しています。

国旗は赤・緑・白・黒の4色を基調とする「アラブの色」を用いています。赤はヨルダン王のハシミテ王朝を、黒・白・緑はアッバース朝・ウマイヤ朝・ファーティマ朝の古代3王朝を表しており、また白い7つの光条を放つ星は、ヨルダン人の民族の単一性を表し、『コーラン』第1節の第7行「アッラーのほかに神は無し、ムハンマドムはアッラーの使者なり」への敬意を表しているとこのとてす。


◎王国で我が国の4分の1面積で人口1千万人

中東のヨルダン川東岸にあるヨルダンは、我が国と同じ立憲君主国で、国土面積が我が国の4分の1。人口は1千万人を超え、ヨルダン川を挟んでイスラエルやパレスチナ、北をシリア、東をイラク、南をサウジアラビアと接しています。そのため、人口の7割はパレスチナ系難民出身と言われ、さりにシリア、イラクからの難民が流入して、人口が増加してきています。

天然資源に恵まれず、死海などの観光や出稼ぎに支えられています。我が国の漫画やアニメ等への愛好者が多くいる親日国でもあります。

中東情勢が厳しい時に、連携して、安定化に外交努力をつづけていくことが大事です。