2月7日は北方領土の日　北方領土返還要求全国大会に参加

北方領土・歯舞群島から昇る朝日　元島民から説明を聞く

(国立オリンピック青少年総合センターで)

令和６年北方領土返還要求全国大会 - YouTube

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、甲辰(きのえたつ)年。「政治の原点を確認し、政治不信を払拭し、国を“保守”する年に」したいと存じます。

2月7日は、北方領土の日です。

1855年2月7日（安政元年12月21日）、黒船来航の2年後に日本とロシアとの間で「日魯通好条約」が下田で調印され、択捉島とウルップ島の間に国境が平和裏に確認されました。

それ以降も、択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は、一度も他国の領土となったことがない我が国固有の領土です。

しかし、第二次大戦末期の昭和20年1945年8月9日、ソ連は、当時まだ有効であった日ソ中立条約に違反して対日参戦し、日本がポツダム宣言を受諾し、降伏の意図を明確に表明した後の同年8月28日から遅くとも9月5日までの間に北方四島のすべてを占領しました。今日に至るまでソ連・ロシアによる不法占拠が続いています。

政府、北方領土問題に対する国民の関心と理解をさらに深め、返還運動のいっそうの推進を図るため、「日魯通好条約」が調印された2月7日を「北方領土の日」に制定し、返還運動を展開しています。

今年も令和６年北方領土返還要求全国大会が、東京代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、私も出席しました。

令和6年2月7日北方領土返還要求全国大会 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

大会の様子

◎北方四島とは

北方領土の姿北方対策本部 - 内閣府 (cao.go.jp)

元島民から、北方四島の状況を教えて頂きました。

歯舞（はぼまい）群島は、北海道根室半島の延長線上3.7kmの沖合から北東方に点在する小島であり、貝殻（かいがら）島、水晶（すいしょう）島、秋勇留（あきゆり）島、勇留（ゆり）島、志発（しぼつ）島、多楽（たらく）島などからなっています。名称の由来はアイヌ語で「流氷のある島」です。

海の宝と言われる昆布が採れ、その昆布によって、ウニや花咲蟹、ラッコ等がいるとのことです。

色丹（しこたん）島は、歯舞群島の北東22kmに位置し、「東洋の箱庭」と呼ばれる松と断崖の景勝地です。名称の由来はアイヌ語で「大きな集落のある地」です。

国後（くなしり）島は、根室半島と知床半島に抱かれるような形で、沖合16kmの地点から北東に位置する全長122kmの島です。沖縄本島よりやや広い面積です。十数箇所の温泉が存在する火山島であり、北東部には四島の最高峰で、世界で最も美しい二重火山の一つと呼ばれる爺爺（ちゃちゃ）岳(1,772m)があり、ろうそく岩のような景勝地に恵まれています。名称の由来はアイヌ語で「草の島」です。蟹缶の発祥地でもあります。

択捉（えとろふ）島は、国後島の北東22.5kmに位置する全長204kmの島です。国後島の約2倍の広さがあります。国後島と同じく火山島であり、島の北端（北緯45度33分）であるカモイワッカ岬は日本の最北端です。鮭や鱒などの水産資源に恵まれています。名称の由来はアイヌ語で「岬のあるところ」です。

北方領土の姿北方対策本部 - 内閣府 (cao.go.jp)

ロシアのウクライナ侵略は2年となり、北方領土への直行航空便の開設や観光振興等、ロシアは北方領土の不法占拠、実効支配を強めています。

引き続きロシアの不法占拠を糾弾しつつ、領土奪還に全力を尽くします。

………………………………………………………………………

◎災害情報と支援

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/　

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/　