台湾総統選　与党民進党　頼清徳氏当選も立法議員暹は過半数維持できず！

大橋日台交流協会長と当選した頼清徳民進党副総統(次期総統)・蕭美琴前駐米代表(次期副総統)

当協会の大橋光夫会長が訪台し、次期総統に直接祝意 | 日本台湾交流協会

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、甲辰(きのえたつ)年。「政治の原点を確認し、政治不信を払拭し、国を“保守”する年に」したいと存じます。

1月13日(土)は、台湾で総統選と立法委員選の同時実施となりました。

今年は、世界の70か国以上で国の代表を選ぶ選挙が続く「選挙年」です。その第一弾となるのが、台湾でした。

台湾総統選挙民進党・頼清徳氏国民党と民衆党破り当選 | NHK |

総統選では、与党民進党の頼清徳氏が当選しました。

地政学上「台湾有事は日本有事」(安倍元総理)となる我が国にとって、また、「日本有事は台湾有事」(呉釗燮台湾外交部長)と能登半島地震に際してそう発言して支援を表明してくれた親日政権が継続することは、大変良かったと思います。

頼氏にお祝いを申し上げたいと思います。

とはいえ、同時開催の立法委員選挙では、与党民進党は過半数を維持できず、今後5月に就任する頼政権にとって、政府と議会の多数党が違うという「ねじれ議会」となり、前途多難です。

我が国外相はじめ自由主義陣営からは祝意表明がなされましたが、早速中共は反発しています。

今後も、日本と台湾は運命共同体であり、交流を深めていきたいと思います。

◎台湾総統選の結果

台湾総統選の投票結果は以下です。

民進党　頼清徳氏 558万6019票

国民党　侯友宜氏 467万1021票

民衆党　柯文哲氏 369万466票

投票率は71.86％で、前回4年前より3ポイント低くなりました。

台湾が民主化され、1996年から総統を直接選挙で選ぶようになって、同じ政党が3期続けて政権を担うのは初とのことです。

ただし、前回4年前の総統選では、民進党の祭英文氏は800万以上得票して再選したことから考えれば、激戦、辛勝ということになります。

◎台湾立法委員選の結果

一方、同時に行われた一院制議会・立法院(定数113)の選挙では、与党民進党が11議席減少となり、過半数を維持できず、5月に就任する予定の頼氏にとって、ねじれ議会となり、難しい政権運営を強いられることになります。

立法委員選の結果は以下です。

定数113議席中、

国民党　52議席

民進党　51議席

民衆党　8議席

◎上川外務大臣の祝意表明

1月13日、台湾の総統選挙において頼清徳（らい・せいとく）氏が選出されました。民主的な選挙の円滑な実施と同氏の当選に祝意を表します。

台湾は、我が国にとって、基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人です。政府としては、台湾との関係を非政府間の実務関係として維持していくとの立場を踏まえ、日台間の協力と交流の更なる深化を図っていく考えです。

台湾をめぐる問題については、対話により平和的に解決されること、また、地域の平和と安定に寄与することを期待します。

　台湾総統選挙の結果について（外務大臣談話）｜外務省 (mofa.go.jp)

◎中共の反発

中共は早速反発しています。

「民進党民意を代表できない」「台湾地区の2つの選挙結果は民進党が決して主流となっている民意を代表できないことを示している」「今回の選挙は台湾海峡両岸の同胞がさらに親しくなろうという共通の願望を変えることはできないし、最終的に祖国が必ず統一されるという大勢も止めることはできない」「国家統一を完成させるという立場は終始一貫している。『台湾独立』という分裂行動や外部勢力の干渉に断固反対する。台湾の関係する政党や団体などとの交流や協力を促進し台湾海峡両岸の融合発展を深め、平和的発展と祖国統一の大業を推し進める」(国務院台湾事務弁公室陳斌華報道官)

　「台湾問題は中国の内政だ。台湾の情勢がどう変化しようが、世界には『1つの中国』しかないし台湾が中国の一部分だという基本的事実は変わらない」(外交部報道官)

台湾総統選挙民進党・頼清徳氏国民党と民衆党破り当選 | NHK |

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◎災害情報と支援

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/　

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/　

自民党でも義援金募集を開始しました。

https://www.jimin.jp/news/information/207318.html　