北朝鮮　弾道ミサイルを連射　我が国の政治体制が揺らぐと間隙を突くのが北の手口

北朝鮮の弾道ミサイル発射の概要(出所：首相官邸)

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

北朝鮮は、同胞を拉致し続けているだけではなく、弾道ミサイルを開発し、日本海等に連射し続けています。

政府によると、昨晩12月17日(日)22時37分頃、北朝鮮西岸付近から、１発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました。発射された弾道ミサイルは、最高高度約50㎞程度で、約400㎞程度飛翔し、落下したのは朝鮮半島東側の日本海の我が国の排他的経済水域（EEZ）外です。

さらに、今朝18日(月)午前8時半頃、北朝鮮が弾道ミサイルを発射して、1時間飛翔して、北海道沖の我が国EEZ外に落下したとの速報が入りました。

昨日に引続いて高高度に弾道ミサイルを打ち上げて近くに落下させるというロフテッド軌道での発射とのことです。

北朝鮮の弾道ミサイル連射は、我が国はもちろん、東アジアをはじめ国際社会の平和と安全を脅かすもので、国連安全保障理事会決議に違反し、国民の安全に関わる重大な問題です。

我が国としては、北朝鮮に対して厳重に抗議し、強く非難し、国民の生命・財産を守り抜くため、引き続き、米国や韓国等とも緊密に連携し、情報の収集・分析及び警戒監視に全力をあげています。

今回の北朝鮮の弾道ミサイル連射については、韓国釜山に米海軍の原子力潜水艦が入港していることへの反発があるのではと指摘されています。

また、我が国の政治体制が揺らぐと、その間隙を突くのが、彼の国の手口であり、緊張感を持って取り組んでいかなければと肝に銘じています。

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