「日々勉強!結果に責任!」を掲げ、
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。
本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。
11月23日㈭、祝日勤労感謝の日、新嘗祭の日、小春日和の中で、甲府善光寺の北側の山裾にあるに重要文化財となった富岡敬明旧宅を視察しました。
同住宅は、明治8年(1874)頃の建築で、我が国最古級の擬洋風住宅として高く評価され、国の重要文化財となったはかりです。2階建ての住宅で、2階のベランダからは、甲府盆地が一望にできます。
富岡家住宅は個人所有であり、今後文化財として保全し続けるためにも、継続的な活用を考えたいとのことでした。
小春日和に、2階のベランダから甲府盆地を一望にしながら、明治維新の近代化を見続けてきた建物は、先人たちの努力と英知を感じさせ、今後の郷土や国の行く末に対して、私達を激励してくれているようでした。
甲府駅北口に移設されて公開されている、同時期の建築物である重要文化財の旧睦合学校校舎、県令藤村紫朗記念館とともに、活用を進めるべく支援していきたいと思います。
◎富岡敬明とは
同住宅の主である富岡敬明(1822-1909)は、江戸後期佐賀小城出身で、日本司法制度の父江藤新平を支援したり、藩政改革を主導して投獄されていました。
明治維新後、50.代で山梨県権参事(副知事)として赴任し、大小切騒動と呼ばれる地租改正反対の農民一揆を鎮め、山梨県西部の日野春(北杜市)の開拓に従事。熊本県権令(知事)に転任し、2代目官選知事として25年務めました。初代権令は神風連の乱で8ヶ月で殺害された後を任されまきた。
西南戦争時には熊本城に谷干城司令官等と籠城し、世界文化遺産となった三角港築港に尽力しました。
貴族院議員となり、大小切騒動で死罪となった方々を慰霊するために、山梨市甲府を終の棲家としたとのこと。
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