「日々勉強!結果に責任!」を掲げ、
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。
本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。
参議院文教科学委員会が、令和5年11月16日㈭に、参議院大臣22委員会室で開催され、自民党代表として、質問に立ちました。
質問項目は以下です。
【質問1】
生成AIに代表されるデジタル技術の取り扱いと情報モラル教育について。悪用してはならないという倫理観や規範意識はどう教えているか。道徳教育との関連においてはどうか。それぞれ進捗状況およびその成果は如何。
【質問2】
いわゆるアクティブラーニング、主体的・対話的で深い学びの進捗状況とその成果は如何。
【質問3】
教育全体においてキャリア教育をどう位置付けているか。そして、その進捗状況と成果は如何。教育の複線化について見解は如何。
【質問4】
共同体の再構築を推進すべく、コミュニティスクール、学校運営協議会制度と地域学校協働活動の一体的推進について、その進捗状況と成果は如何。
【質問5】
過去最悪と言われる問題行動と不登校対策や、体力向上や部活動の地域休日移行について、コミュニティスクールの有用性は如何。
【質問6】
改正活火山法に基づく火山対策の方向性と進捗状況は如何。
【質問7】
盛山文部科学大臣のご決意。
◎質問の冒頭発言 私の問題意識
自由民主党の赤池まさあきです。
わが国が抱える課題の根幹は何か。私は「国家意識の欠如」だと、本委員会でも質問に立つたびにその点を指摘してまいりました。その思いは今も変わりませんが、昨今の国内外における厳しい情勢を見るにつけ、さらに、そもそも、なぜ国家意識が欠如するのかを考えるようになりました。
私は「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を自身の信条としています。国や地域の課題解決を考えるのであれば、同時に人づくりにおける課題の解決も必要だと
思っています。ただ、人づくりという過程は、元々、国家百年の計とも言われるように、その成果や課題が見えてくるのに時間がかかります。それゆえ、試行錯誤を重ねればなんとかなるものでもなく、根本的・本質的なところからの深い議論が求められます。
そもそも「人づくり」すなわち「教育」の成果や課題はどこで判断するか。教育は、一人一人の生き方や幸せに直結することは勿論ですが、国家・社会の継承や繁栄、発展の基礎でもあります。教育の評価は、決して、試験結果や学歴で終わる話ではなく、今の国家・社会の状況如何から判断されるものでなければならないと思います。この視点で考えたとき、果たして、今の教育はどうなのか。
今、我が国の社会において起こっている様々な事象を見た時、私には、気になる傾向があります。それは、コロナ禍の影響もあったとはいえ、いき過ぎた部分最適化や個別最適化です。
この後の質問でお伺いしますが、学習指導要領には「主体的・対話的で深い学び」という、いわゆるアクティブラーニングがあります。この概念には複数の要素が含まれていますが、本来、それらをバランス良く一体で行うことによる相互作用から、結果・成果を出していくということなのだと思っています。特に、「主体的」という言葉はなかなか難しく、辞書の記述、様々な定義、はたまた英語訳等々、かなり曖昧な側面を持ちます。人によって、その意味の捉え方も一様ではないかもしれません。その「主体的」な部分だけを切り取って強調したり、そこに偏ったりすると、ともすると、「主体的」が「主観的」要素の強い概念ともなりかねません。それゆえ、「主体的」と「対話的」という言葉を「・」で一つの言葉としてつなげているのだろうと、私は理解しておりますが、残念ながら、今の社会の傾向を見ると、主観的なもののぶつかり合いや、主観的動機による問題行動、つまり、いき過ぎた部分最適化や個別最適化が多いように感じざるを得ません。
物事というのは、立体的かつ複層的で、様々な力学が存在するものであり、主観だけでは、国家・社会の発展にはつながりようもなく、冒頭で取り上げた「国家意識の醸成」にはおよそ到達しようもないのですから、主体的・対話的は必ず一体とし、かつ、主体的だけに偏らないようバランスを重視しながら推進してほしいと思っています。ちなみに、私は、言葉の捉え方に齟齬が出ないよう、主体的ではなく「能動的」や「自発的」という表現を用いるようにしています。
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