【山梨】富士山火山噴火砂防整備　防災対策でもコミュニティスクール導入を！

会合の様子(富士吉田市環境美化センターで)

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

　我が国が世界に誇る世界文化遺産・富士山。富士山は活火山であり、約300年前に大噴火を発生させてから、噴火災害が発生していません。しかしながら、昨今の火山研究が進む中で、噴火の予兆がつかみにくい山であり、いつ噴火が発生するか分からないと言われています。先の国会で、火山議連(火山噴火予知・対策推進議員連盟)として、活火山法改正を実現できたのも、富士山はじめ活火山が噴火する前に万全の体制をつくりたいとの思いがありました。

令和5年10月2日(月)、山梨富士吉田において、富士山火山噴火対策砂防事業促進期成同盟会(会長は堀内茂富士吉田市長)の総会が開催され、私も出席しました。

　私は次のような挨拶をしました。

・総会開催への関係者への敬意表明。

・先の活火山法改正が実現できたのも、本日参加して下さった関係者の危機感と熱意があればこそ。

・活火山法改正を受けて、来年4月の文科省に火山調査研究推進本部の確実な発足と、火山研究、火山対策の強化をしていきたい。

・先の国会では、活火山法改正とともに、国土強靭化基本法も改正して、国土強靭化の中期計画を策定して、事業と財源確保を確実に実施していきたい。

・予算確保のよる砂防工事の着実な整備とともに、住民避難のために、地域と学校が協働して学校を運営するコミュニティスクール(学校運営協議会制度)を推進。東日本大震災や熊本地震を契機に、義務教育の半数程度まで普及してきた。火山災害は多様であり、機動的に避難を実現させるために、ぜひ本日ご参集の市町村でも、取り組んで頂きたい。

今後も、火山噴火災害防止に向けて、ハード(施設設備等)とソフト(人員体制等)の一体的な整備を推進していきたいと思います。

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