防災功労者表彰の様子(出所:首相官邸)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

 

 今年もまた、防災の日、防災週間に合わせた、防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者が決定され、9月15日に官邸で表彰式が開催されました。

 令和5年9月15日 防災功労者内閣総理大臣表彰式 | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

 

 気候変動のため、自然災害が激甚化、頻発化する中、防災対策の強化は不可欠であり、それに尽力して下さっている11個人と37団体には、心より敬意と感謝、お祝いを申し上げたいと思います。

令和5年防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞者決定について (bousai.go.jp)

 

 その中で、火山議連で大変お世話になっている国立研究開発法人防災科学技術研究所火山研究推進センター長の清水洋先生が受賞なされていました。

 また、火山防災関係では、ブラタモリの富士山等の解説で有名な静岡大学教授小山眞人先生(静岡県)、防災思想普及として岩手の火山情報連絡員の第一人者である元雫石町職員の小原千里氏(岩手県)が受賞なされました。

 

◎功労者表彰者から学べること

 

また、表彰された中では、以下が興味を引きました。それらの取組みは、全国各地に普及することができると感じました。

 

〇信州大学医学部附属病院高度救命救急センター長(医学部医学科救急集中治療医学教授) 今村 浩氏(長野県)

音声通信のみだった救急搬送時の遠隔作業支援システムを、画像情報による双方向通信を可能とし、即時に関係機関で共有が可能とし、今後も普及が期待されるもの。

※現代の情報通信技術が医療に貢献する最たるもの。各地への普及を強く期待。

 

〇広島大学学術院(大学院医系科学研究科)教授 久保 達彦氏(福岡県)

災害時の防災医療情報を、フィリピン方式を基礎にわが国独自に開発し、それをWHO(世界保健機構)の国際標準として確立したもの。

※わが国の課題の一つが、国際基準化。この分野で国際基準化を達成したことは特筆。

 

〇千葉学園高等学校教員齋藤大輔氏(青森県)

 高校の消防クラブを10年間指導。同クラブは、高校生消防クラブ員が防災及び防火について学習するための組織であり、防犯パトロールや防火に関する研究発表や意見発表などの実施などの活動を行っている。

※筆者注:全校や地域に普及してほしいと思います。

 

中越市民防災安全士会 (新潟県)

「防災よろず相談」を実施し、講師派遣や自主防災会長等を対象に研修会等を実施。

※筆者注:災害時行政には限界がある中で、共助の取組みは大変重要。

 

米野木区自主防災会 (愛知県日進市)

各組長が、被害状況を迅速に把握し、適切な応急処置が行えるように、「被害状況調査票」を作成し、地区長に報告し、地区長は「地区被害集計表」にまとめ、災害本部に連絡する体制を整備。毎年の防災訓練で実際して、有効性を検証。

※筆者注:これは各地でできるのではと思います。

 

仏生寺(ぶっしょうじ)地域づくり協議会 (富山県氷見市)

 「いのちのバトン」という名で、家庭の冷蔵庫の水筒の中に、家族の名前、年齢、生年月日、緊急連絡先、支援の有無、常備薬、かかりつけ医を記入した避難支援シートを入れてあり、その台帳を区長と民生委員が保管。地区全世帯の95%が参加。その他、防災地図の作成、防災訓練の年2回実施、防災備品の装備等を実施。福祉と防災の連携を目指す。

※筆者注:個人情報の管理が課題か。各家庭だけの取組みだけならできる。

PowerPoint プレゼンテーション (city.himi.toyama.jp)

 

〇一般社団法人高梁青年会議所 (岡山県)

平成30年7月豪雨災害後、地域の復旧・復興・発展のために、高梁市が開催したマイ・タイムライン講習会に参加し、その学んだことを市内の地域団体や小中学校において普及活動を展開。

※筆者注:全国の青年会議所でも同様の取組みを期待したいと思います。

 

〇NPO法人ふるさと未来創造堂(新潟県長岡市)

「御用聞き(防災士や地域とつながりのある方等)」による学校訪問し、聞き取り等を通じて、小中学校の防災教育を支える体制を構築。

※筆者注:「御用聞き」が大事。今時の言葉では「アウトリーチ」。

 

〇豊橋市立津田小学校 (愛知県)

同校は、津田小アドバイバル(アドベンチャー+サバイバル)の名で防災授業を展開。地域やPTAとの連携で、小学生の興味をひくような学習を展開してきたことで、地域と児童の防災意識を上げた。その後、南海トラフ地震に備えた、全校児童を対象とした津波避難訓練を実施し、「水平避難」や「垂直避難」の重要性を伝える学習と訓練を実施。

※筆者注:これこそが、文科省が目指す学力の三要素(知識技能の基礎力+思考力判断力表現力の応用力+生涯学ぶ続ける意欲)に基づくアクティブラーニングという能動的で対話的で深い学びの典型だと思います。

 

福崎町消防団 (兵庫県)

同団は、地元小学校と消防団が長年にわたり合同防災訓練等積極的に連携実施。これに加え、近年は小学生やその保護者、こども園等の職員に心肺蘇生法やAEDの使い方を講習。同消防団は、人口2万人弱の町ながら団員定数600名、充足率100%を30年以上も継続しており、平均年齢も約33歳と全国的にも比較的若い団員で構成。学校と連携。

※筆者注:これは、コミュニティスクール(学校運営委員制度)に通じる取組みだと感じました。

 

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災害情報と支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

 

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

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自民党党員募集

 

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