祝日「敬老の日」　健康寿命の延伸のために「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ」

健康ポイント事業(出所：長崎県長与町)

健康ポイント事業（ミックンチケット） / 長与町ホームページ (nagayo.jp)

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

　9月18日(月)、祝日「敬老の日」です。

　「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」(祝日法)日です。

　総務省によると、わが国の65歳以上の高齢者は、3623万人(男1572＋女2051万人)で、昨年と比べて1万人減り、初めて減少しましたが、少子化の中、総人口に占める高齢者の割合は29.1％(昨年比0.1％増)で、過去最高を更新しました。100歳以上の高齢者は、9万2039人(男1万550人＋女8万1589人88.5％、昨年比1600人増)以上います。

　課題は、長寿という名前の通り、健康で生き生きと暮らしているかどうかです。健康寿命を延ばすことが大事です。

　健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と厚労省では定義しています。

　厚労省調査によると、令和元年2019年におけるわが国の平均寿命(0歳時の平均余命)は男性81.41歳、女性87.45歳であり、健康寿命とはそれぞれ約9年、約12年の差があるとおのことです。年々その差は縮小傾向ということですが、健康増進がいまだ課題であることには、変わりがありません。

　健康増進策として、厚労省は9月を「健康増進普及月間」とし、長年統一標語として、「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリ～健康寿命の延伸～」としています。

　いかに運動と食事が大事かということです。

　令和５年度健康増進普及月間について｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)

◎健康ポイント事業

　一昨日視察をした長崎県長与町(吉田慎一町長)では、町政の目標として、①子育て、②教育、③健康、④遊び心の4本を上げていました。

　③健康では、健康ポイント事業を展開していました。(冒頭にチラシ掲示)

　長崎県が推進している「健康づくりアプリ(万歩計)」を入れて、歩数によって一定のポイントが得られて、商品に交換できます。さらに、毎月身体測定を実施することで、町チケット(県100ポイント)も得られ、特定検診やがん検診を受けても、ポイントが獲得できるという仕組みです。

それによって、運動し、検診が促進されて、健康増進に繋がっているとのことした。

健康ポイント事業（ミックンチケット） / 長与町ホームページ (nagayo.jp)