朝礼後、学生の隊列行進の様子
後の本館は昭和16年の建物(海上保安学校で)
「日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。
本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。
9月13日(水)、京都舞鶴にある海上保安学校を視察しました。
京都府舞鶴市(人口8万人)は、日本海側に面し、外洋に接する湾口が狭く、奥に東西に広がる天然の良港として、西港は北前船の寄港地、漁港、国際港として、東港は近代化の中で、鎮守府、軍港四市(横須賀、呉、佐世保)の一つとして、栄えました。
戦後、引き揚げ船の寄港地であり、歌謡曲「岸壁の母」の舞台でもあります。
現在でも、赤レンガの倉庫棟が連なり、往時の姿を彷彿とさせ、文化庁の日本遺産にも認定されています。
現在でも、東港には、海上自衛隊や海上保安庁の海上保安学校等が所在しています。
◎創設72年間で2万人の海上保安官を輩出
海上保安学校(川上誠校長)は、高校卒業後に海上保安官として必要な5課程3コース、1年制と2年制550名が、全寮制の下で、国家公務員として給与を受けつつ、心身を鍛錬し、知識・技能等を身につける養成機関です。卒業後は全国各地の海上保安庁の各部署の第一線に配属されます。教職員は約140名です。
その他、幹部養成機関としては、海上保安大学校(広島県呉市)があります。
ようこそ!! 海上保安学校ホームページへ (mlit.go.jp)
海上保安官は、「正義仁愛」の精神で、「海の警察と消防」であり、その他、船の安全運航のための管制、灯台などの航路標識の保守・運用、海底の調査や海の地図である海図の作成等、海の安全に関する様々な仕事を担っています。
中共等の尖閣諸島はじめとした海洋侵出が激烈化し、それに対応すべく、わが国を領土、領海、主権を守るために、自衛隊とともに、海上保安庁の業務は拡大しています。必要な船舶や航空機等の予算確保とともに、その各種機材を運用する人材の育成は不可欠です。それを担っている海上保安学校の実情を確認し、支援を強化したいと考えています。
今回の視察は、朝8時、学生による海上保安学校の国旗と庁旗の掲揚から始まりました。
その後、学生全員500名以上の朝礼と点呼、学生代表の所信発表、隊列行進を見せて頂きました。学生の声は周辺の山に跳ね返り木霊していました。
本館は、戦中昭和16年の建物であり、そこで現状説明を聞きました。
昭和25(1950)年の朝鮮戦争勃発によって、警察予備隊(後の自衛隊)の発足とともに、昭和23(1947)年発足の海上保安庁の大幅な増強が必要となり、それにより、海上保安大学校と海上保安訓練所(現学校、三職員教育施設分散から統一)が設置され、開校72年約2万人の海上保安官を輩出しているとのことです。
その後も、国連海洋法条約が採択され、昭和56(1981)年門司分校が、回転翼要員育成のために昭和63(1988)年仙台空港に宮城分校が、固定翼要員育成のために令和2(2020)年北九州空港に航空研修センターが設置され、拡充されてきてはいると言います。
◎課題は人育の確保や育成、定員の増員、施設拡充等
海上保安官育成の課題は、人員増強体制の整備です。
海上保安学校は当初250名定員から開始され、現在550名定員となっています。今後も、更なる増員の可能性が予定されています。
人員体制を増強すべく、従来の4月入学だけでなく、9月入学も導入したり、年齢制限も23歳以下から30歳以下にしたりして、必要な人員を確保しようとしています。現在、募集倍率は5倍あるとのことですが、今後も人員増強が必要となってきており、施設設備の拡充や教育課程の情報化、効率化、教官の指導力向上等を目指しているとのことでした。
わが国は海洋国家であり、海洋人材の確保、育成は国益に直結します。
今後も、必要な予算を確保し、自衛官とともに、海上保安官の広報強化、支援を強化していきたいと思います。
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◎災害情報と支援
気象庁の防災情報です。
全社協の災害ボランティアの募集情報です。
日本赤十字社の義援金募集情報です。
http://www.jrc.or.jp/contribution/
災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。
https://travelersnavi.com/coupon/
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◎自民党党員募集
自民党では党員を募集しております。
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