複合災害　国民保護訓練も各地で開催を

各地での国民保護訓練の様子(出所内閣官房)

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

9月1日は「防災の日」、関東大震災100年の節目てした。昨日、本ブログに書きましたが、備えあれな憂いなし。そこ意味するところは、想定外までも想定し、準備し、訓練を実施して、初めて「備え」たと言えると思います。

昨今の災害は、一つとは限りません。台風や線状降水帯等の風水害、そして、土砂災害、さらに、地震や津波、火山噴火等々もあります。歴史的に富士山宝永大噴火のように、南海トラフ大地震と噴火が連動してはつさいした事実もあります。これに、昨今では感染症、夏場では熱中症もあります。複合災害という最悪の事態を想定しなければなりません。

以上は、自然災害ですが、これに人為的な行為も想定する必要があります。略奪や放火等の犯罪、外国等からの拉致、テロ、ミサイル攻撃、侵略もあり得ると考える必要があります。それ程、わが国を取り巻く安全保障環境は切迫しています。

関東大震災の際、流言飛語、それに伴う騒擾事件が必ず指摘されることです。そらは。情報周知の問題とともに、その背景にあった、過激な共産主義者や無政府主義者による暴力革命の脅威も考えておかなければなりません。

時代背景が違うとはいえ、反日的な有害工作を仕掛け続けている国内外の勢力がいることは間違いないことです。情報面では、ニセ情報の拡散という技術を悪用する事例も発生しています。

複合災害という防災の対応とともに、テロや侵略行為等もありうる、また、自然災害に漬け込んてくると思って、防災と防衛の両面での備えをしておかなければなりません。

◎テロやミサイル等の侵略に対する国民保護の取組み