記念式典の会場で(沖縄県大宜味村で)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

 

 8月11日(金)は、祝日「山の日」です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」(祝日法)日です。

 

 沖縄出張も3日目。

 

老若男女が参加しての記念行事の様子
 

 今年の祝日「山の日」全国大会は、第7回目を迎え、沖縄県での開催でした。そのことが、ほとんど沖縄以外で報道されなかったのが残念でした。

 第7回「山の日」全国大会おきなわ2023 「記念式典・行事」LIVE配信 - YouTube

 

 なぜ南の島・沖縄での開催なのか。

 

 それは、山原(やんばる)という世界自然遺産があるからです。沖縄北部地域のことを山原(やんばる)と言い、国頭村・大宜味村・東村となっています。平成28(2016)年から国定公園から国立公園となり、ヤンバルクイナ等の固有種があり、生物多様性に富んだ地域として令和3(2021)年から、沖縄西表島と鹿児島奄美大島、徳之島とともに、わが国5番目のユネスコ世界自然遺産となりました。​

 

 沖縄は、亜熱帯の山原(やんばる)や島はもちろん、関係者の尽力があり、琉球王国時代からアジアとの海洋交流により培われてきた特色ある歴史と文化も体感する大会となりました。参加した一人として、心より敬意を表したいと思います。

 第7回「山の日」全国大会おきなわ2023 (okinawa-mt.com)

 

◎おきなわ百低山

 

おきなわ百低山 (出所:沖縄県)

 

 午前中は、沖縄北部の大宜味村の小中学校体育館において、記念式典・行事、午後からは、東村村民の森つつじエコパークにおいて、歓迎行事が開催されました。また、並行して、自然や文化を体験できる行事も開催されました。

 

 どれも素晴らしい取組みだったのですが、その中でも、「おきなわ百低山」と地元の小中高校生の発表が興味を引きました。

 

 沖縄県内の山々は、最高峰でも於茂登(おもと)岳(石垣島)標高525mで高い山はないのですが、亜熱帯特有の動植物が数多く生息し、多種多彩な動植物が観察できることが特色です。私が前日歩いた大石林山(標高100m国頭村)もそうでしたが、準備は必要とはいえ、気軽に楽しみながら体験することができ、展望台から見る海の眺望は最高でした。

「おきなわ百低山」の詳細は以下です

 おきなわ百低山とは | 第7回「山の日」全国大会おきなわ2023 (okinawa-mt.com)

 

 ◎地元の小中高校生の発表

 

辺土名高校の発表の様子

 

 地元の小中高生の4つの発表も、日頃の勉強「主体的で対話的で深い学び(アクティブラーニング)」等の成果を踏まえた素晴らしいものでした。

 

 第一は、地元大宜味村にある沖縄県立辺土名(へんとな)高等学校の発表です。

 同校は、在籍者数103名で、普通科とともに、平成13(2001)年度から山原(やんばる)の自然環境を学ぶ特色ある環境科が設置されています。約半数は寮生活をしているとのことです。部活動としてサイエンス部生徒の発表を聞きました。

 24回の歴史があり、持ち回り開催される全国高校生自然環境サミットへの参加・開催、学校生き物博物館があり、昆虫や骨格標本の作製、剥製等の展示、海水魚・淡水魚の飼育、地域の子供達との環境行事に参加しているとのことでした。

 今後、学校生き物博物館を世界自然遺産や国立公園の案内所の一つにしたり、参加する活動から自分達で創造する活動に発展させたり、将来はエコツアーガイドとしてやんばるの自然に携わり守る人材となりたいと発言していました。頼もしい限りであり、私達も支援しなければと思いました。

 沖縄県立辺土名高等学校 (open.ed.jp)

 

 第二の発表は、東村立有銘(あるめ)小学校です。

 全児童数23名であり、4年生が総合学習時間で学んだヒルギ公園と海のつながりについて発表がありました。マングローブとは、海水湿地に生息する植物の総称であり、わが国では沖縄と鹿児島しかないということを小学生に教えてもらいました。同公園では、海とつながっており、木製の遊歩道を歩きながら、3種類のマングローブ(オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ)や、ヒルギ林の中に暮らす鳥のカワセミやコサギ、蟹のベニシオマネキ等の生き物とふれあうことができるとのことでした。

 あわせて、外来種の蜥蜴のグリーンアノールや植物ツルヒヨドリが在来種の脅威になっており、それをポスターやチラシにして、観光客にも発信しているとのことでした。

 文理融合の教育と研究、社会貢献がなされていました。

 東村立有銘幼小学校 (higashi-okn.ed.jp)

 

 第三の発表は、国頭村立安田(あだ)小学校です。

 沖縄で一番朝日を最初に浴びる安田集落約80名の中にあり、全児童数9名とのことでした。ヤンバルクイナがよく見られる地域であり、同小の環境活動として、定期的に全校生徒で毎日朝の会を行い、朝に海岸清掃を週2回、ヤンバルクイナ施設に提供する枯草集めや畑の手入れ等を週1回程度、実施しているとのことでした。

 特別な活動としては、①ターノーサー(田なおし)をして、自分達で食べる米を作る田植え、②コノハズクの巣箱設置、③ヤンバルクイナ飼育施設見学学習会、④アブシバレー(畦うね払い=虫払いの儀式旧暦4月14・15日)のハーリー(海神祭、豊作豊魚祈願、小型船競争)大会、⑤漁港清掃・魚さばき体験、⑥人間も生物も安全に暮らすべく看板づくり、⑦着衣泳体験、⑧クイナの日(9月17日)イン子どもの国参加、⑨カヤック体験イン安田ケ島と清掃活動、8割以上のゴミが中共から、⑩あだガチャ(自分達でガチャをつくり100円で店で販売)売上の一部をドクターヘリに寄付等をしているとのこと。

 小規模校でしたが、本当に生きた教育がなされていると感じました。

 安田小学校 (kunigami.ed.jp)

 

 第三の発表は、竹富町の西表(いりおもて)ヤマネコクラブです。

 西表島で上原小4年生から船浦中3年生まで24名で活動しており、結成26年といいます。サバイバルキャンプや二酸化炭素の量を調査するソラダス、水質調査、ホタル観察、海岸清掃、交通事故に遭わないようにするやまねこパトロール、ヤマネコ学習、壁新聞作成等を行っているとのことでした。

 西表ヤマネコクラブ|全国フェスティバル2021|こどもエコクラブ (j-ecoclub.jp)

 

 環境に勝る教材なし。

 

 地域の環境を活かした素晴らしい取組みが、益々活発となり、発展してほしいと思います。そして、その知識と体験を全国内の子供達に伝えて交流できたらと思いました。そのための支援をしていきたいと思います。

 

 山の日全国大会も今回で7回目を迎えました。第1回目の長野から始まり、栃木、鳥取、山梨、大分、山形、そして沖縄です。来年は東京開催が決まりました。

 

 毎回、各地の素晴らしい取組みが紹介されるのですが、それが蓄積されて、連携協働して、されなる発展に繋がってほしいと思います。そのための仕組みと支援をしていければと思います。

 

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災害情報と支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

 

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

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日本赤十字社の義援金募集情報です。

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災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

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