(出所 内閣人事局)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

 

わが国の中枢で働く霞が関の官僚。今、働き方を巡り、「ブラック霞が関」と指摘され、就職希望者が減少し、また、難関試験を通っても、中途で退職する官僚が、多くいると指摘されています。

 

 

 

官僚の皆さんが個人として志を持ち、官僚以外の道を挑戦することは、それはそれで悪いことではないと思います。しかしながら、優秀な官僚が、業務に愛想をつかし、幻滅して退職するとなると、それは国家の危機になりかねません。

 

その理由が、無意味な長時間労働を強いられ、その大半が国会での対応となると、私達国会議員にも責任があります。

 

冒頭掲げた表のように、内閣人事局の調査によると、衆参の本会議を除く各委員会の各省庁への国会議員からの質問通告の最終時間は平均質問日前日の午後6半頃であり、最終答弁完了時間が午前1時半を過ぎていました。これでも、昨年の臨場国会と比較すると、平均で1時間以上改善はしてきていると言います。

 

しかしながら、これは平均ですから、それよりかかった事例も当然あると聞いています。

 

◎与野党申し合わせは質問通告は前々日まで

 

(出所 内閣人事局)

 

与野党の申し合わせでは、質問時間は前々日の正午までとはなっています。少なくとも前々日までに質問通告をしておけば、官僚の答弁調整の仕事は前日昼間の仕事時間中で対処できます。

 

同じ内閣人事局の調査によると、質問通告の時間の分布は、与野党申し合わせ通りの前々日までが、58%と過半数を超えるようにはなってきています。委員会開催自体が前日に急遽決まる場合がありますので、それは考慮する必要は当然あります。しかしながら、それは少数であることが、同調査で明らかになっています。

 

なぜ、それほどまでに質問通告が遅れるのか。それは、国会議員側の意識の問題としか言いようがありません。それも、質問時間の多い野党の対応次第だと感じています。野党議員は、働く労働者の味方、公務員からも支援されているにもかかわらず、働く労働者、公務員のことを考えていないのではと思わざるを得ません。

 

議員が質問通告してから、担当省庁が答弁書を作成して、完了するまで、7時間以上かかっています。それ自体を短縮する努力は必要ですが、質問通告時間帯そのものが、残業時間時間帯にあたっでいたら、何をか言わんです。

 

◎やればできる時間の徹底

 

私が筆頭理事を務めている参議院文教科学委員会では、野党理事の方々に対して、文部科学省への質問通告は、与野党の申し合わせ通り、2日前までにしてほしいと理事懇談会や理事会の場で再三お願いしました。その場で、議員が質問通告してから、どれだけの仕事が発生して、時間がかかるかを文科省から説明してもらいました。その結果、与野党の質問者に、先の通常国会中、2日前までの質問通告時間を守って頂くことができました。

 

やればできるのです。

 

◎次の課題は持ち時間の割に質問数の多さ いわゆる「空振り」問題

 

 

次の課題は、時間数を遥かに超えて質問数が多いことです。それは、結果的に答弁しないという「空振り」に繋がり、答弁書しない答弁書の作成を役人に強いることになります。事前に分かっているのに、官僚の徒労感は相当のものがあり、士気を下げていることは間違いありません。

 

実際、同じ内閣人事局の調査でも、質問時間数当たりの質問数の分布グラフが公表されています。一見分かりにくいのですか、通常質問するための持ち時間は議員が質問して、政府が答弁する両方の時間が入っており、質問する議員にもよりますが、一問3分から5分は優にかかります。分布図を見ると、明らかに質問数が多すぎることが分かります。

 

そこて、質問数の多さの是正、空振りをなくすことも野党筆頭にお願いしました。これに対しても、質問できなかった質問を次回の委員会に持ち越して頂いたりという工夫をして頂きました。新人議員の不慣さから、質問数が時間より多くなりがちになるという理由もあり、課題は残っていますが、率直に野党ともに意見交換することは大事だと思っています。

 

国会審議は、時間や形式を守った上で、国民の代表として、政府を監督すべく充実審議を行うことが、わが国の議会制民主政治の発展にとって大事だと思っています。そこに、官僚のやりがいもあると考えています。

 

引き続き一つずつやるぺきこと、やれることを、確実に実践していきたいと思っています。

 

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