参議院文教科学委員会で質問する(第22委員会室で)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

 

 3月9日(木)午前10時から、参議院文教科学委員会において、質問に立ちました。


 計9問の質問を行いました。

 ①学校での危機管理、災害対応と国民保護について

 ②特に、高等教育機関での対応について

 ③文化財での災害対応と有事対応について

 ④危機管理は応用力。基礎力が高いが応用力が弱い原因と対策について

 学力三要素、特に、2番目の思考力、判断力、表現力とは何かについて

 ⑥論理的思考力の養成のための発達段階に応じた論文作成について

 ⑦防災教育はそれなりに進んできたが、安全保障教育の現状と対策は?

 ⑧体力養成は教育の基本中の基本。その原因と対策の進捗状況は?

 ⑨国家安全保障戦略改訂における文科省の役割とは?


◎冒頭の発言



 冒頭、次のようは話から始めました、

 「自由民主党の赤池まさあきです。

 わが国が抱える課題の根幹は何か。それさえ分かれば、あらゆる課題が解決するほど単純な話ではありません。ただ、少なくとも、課題解決の近道にはなるはずだと思い、常日頃、そういった問題意識を持って議論に臨んでいます。


 一昨年の参議院決算委員会と昨年10月の当委員会での質疑でも申し上げたのですが、私には、「国家意識の欠如」によって引き起こされている課題が多いように思われ、常にその問題意識を軸に質問をしてきました。

わが国は長い歴史と文化を持ち、我々は日本国籍を持つ日本人であることは事実なのに、なぜ明示的に国家意識を持つことを敢えて避けて通るのでしょうか。


 先の大戦の敗戦による連合国軍の占領政策の影響なのか。

 占領中に大改正を余儀なくされた現行憲法の呪縛なのか。

 主権回復後、既に70年間以上も経っているのに、なぜいまだ自らの憲法を改正することすらままならないのか、と。


 今般のコロナ禍、頻発する自然災害をはじめ、ロシアのウクライナ侵略や北朝鮮の弾道ミサイル連射、チャイナの大軍拡等、わが国を取り巻く安全保障環境がますます厳しくなってきています。


 長年の低迷する経済状況により、少子・高齢化、人口減少社会の本格的到来。将来のみならず、現在進行形で生きることに不安を持つ国民が増えていると言われています。


 ただ、国家・社会の在り方について誰にとっても完璧に整備することはできません。とはいえ、少しでもより良い国家・社会を目指す過程において、国民それぞれが生きる力や知恵を身につけ、協働し、議論を尽くし、時には議論が紛糾しても、折り合い、合意を取り付け、なんとか課題解決をできるだけ速やかに図っていくことが求められています。にもかかわらず、残念ながら、建設的な議論すらままならないことが多いように思います。


 部分最適化が行き過ぎて、多数の利益が軽んじられるような不均衡な議論。

 一周まわって結局もとに戻る議論。

 広く全般的に対応することでほぼすべてが包摂(ほうせつ)されるようになっていたのにわざわざ細分化することで漏れが発生しているような議論。


等々、議論の中身以前の課題がいくらなんでも多すぎると感じています。


 今後、ますます厳しくなりつつある環境を考えると、時間は待ってくれません。同じ議論をするにしても、より建設的に、より合理的に展開することで、より多くの課題に向き合うことができれば、少しでも結果は変わってくるのではないかと思います。


 今、既に文科省の取組みにおいても、応用力活用力をどう高めていくかという点や、学力の三要素、特に思考力・判断力・表現力をどう習得させるかなど、教育課程が変わりつつあります。


 しかしながら、コロナ禍や、ロシアのウクライナ侵略、物価高問題等をはじめ、近いうちに大地震(おおじしん)や火山の噴火が発生する可能性が高いという分析もあり、我々が置かれている環境が日々厳しくなっています。文科省が推奨する「生きる力」以上に、「生き抜く力」が必要になってきています。

 

 昨今、災害にどう備えるかという点は国民に浸透しつつあると思います。わが国はもともと自然災害が多い国であり、様々な経験を踏まえ、研究が行われ、人々の努力により、風水害や地震・火山噴火等のそれぞれの災害に対する防災、減災、国土強靭化の対策が進んできました。しかしながら、コロナ禍という感染症の大流行があり、夏には熱中症が発生し、そして、それに風水害が追い打ちをかけるという事態が発生しています。複合災害です。加えて、わが国を取り巻く安全保障環境がますます厳しくなりつつある今、いわゆる有事の想定もしておかなければなりません。もっと言うと、自然災害と有事が同時に起こる最悪の事態も考えておかねばならないと思います。


 先ほども申し上げた通り、すべてに完璧な制度や仕組みは存在しない以上、我々がおかれている環境が厳しくなりつつあるという現実は現実として受け止め、国民全体にいかにして「生き抜く力」を備えてもらうか、この大変責任重大な任務を文科省が背負っていることを今一度認識するべきだと思っています。


 以上のような根本的な思いのもとに、本日は、永岡桂子文部科学大臣、教育未来創造担当大臣の所信も踏まえ、わが国の文教科学政策の現状と取り組みについてお伺いし、改めて課題の受け止め方を考えたいと思います。」

 続きは以下で。「3月9日」→「文教科学委員会」をクリックして、最初の1分間から私の質問てす。

 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php 


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コロナ禍

 

現在の感染状況をデータで一覧できます。

https://covid19.mhlw.go.jp/

 

都道府県の1週間ごとの医療提供体制と感染状況(6指標)です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html 

 

災害支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=default&area_type=japan&area_code=010000 

 

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。※トルコ・シリア大地震支援金も募集中。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

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