北朝鮮大陸間弾道弾(ICBM)発射　渡島大島西200キロの排他的経済水域(EEZ)内に落下

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

わが国の取り巻く大変厳しい安全保障環境を改めて示す事案が発生しました。

2月18日(土)午後5時21分頃、北朝鮮が首都平壌近郊から1発の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を東方向に発射し、1時間余り(約66分)飛行し、わが国の排他的経済水域(EEZ)内に落下しました。落下地点は、北海道から西にある無人島の渡島大島(おしまおおしま)の西200キロとのことです。飛行距離は約900キロ、最高高度は約5,700キロ程度と推定されています。

防衛省・自衛隊：北朝鮮のミサイル等関連情報 (mod.go.jp)

NHKの函館放送局のテレビカメラが北の弾道ミサイルの落下する模様を撮影していました。それだけわが国領土の近い距離に落下したということです。

【動画】NHK函館カメラにせん光北朝鮮ミサイル落下ほぼ同時刻 | NHK | 北朝鮮ミサイル

　それに対して、総理は行きつけの床屋から副鼻腔炎の診療に向かう車中の中で、すぐさま指示を出しましたが、治療を優先させ官邸への到着が遅れ、わが国への被害がなかったとはいえ、危機管理として万全だったのかという批判を浴びています。

　北朝鮮ミサイル飛翔中、首相は術後治療　医院到着前に3点指示 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

今回の北朝鮮の暴挙は、国連安保理違反であるとともに、わが国の航空機や船舶等に被害が発生し、また領土に着弾しかねない重大な事態となりました。拉致問題の解決への誠意のかけらも示さないどころか、逆にわが国はじめ国際社会への挑発行為です。

現在、自衛隊の抜本的な拡充に着手したばかりであり、脅威国はわが国の対応をまってはくれません。日米同盟の拡大抑止を強化するとともに、北朝鮮及び朝鮮総連・朝鮮学校へのさらなる制裁を発動すべく、議論を深めて、政府に求めたいと思います。

　自民党では、2月20日(月)に緊急会合を開催します。

…………………………………………………………………………………

◎コロナ禍

現在の感染状況をデータで一覧できます。

https://covid19.mhlw.go.jp/