2/12展示の入口で(国立公文書館で)

                                                                          

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

 

2月12日(日)、国立公文書館東京本館(東京北の丸公園)において、「衛生のはじまり、明治政府とコレラのたたかい」の企画展を視察しました。同展は、3月12日(日)まで、入場無料、期間中無休で開催されています。

展示会情報:国立公文書館 (archives.go.jp)

 

同展は、わが国の感染症コレラとの闘いについて、幕末から明治期にかけて、公文書でその歴史を6期に分けて辿ったものです。コレラは現在でも赤痢や腸チフス等と同等の第3類の感染症に分類されており、症状はひどい下痢で、水等によって経口で感染が拡大し、患者は就業制限の対象となります。

感染症法に基づく医師の届出のお願い |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

⑴幕末期、安政5(1822)年長崎で最初にコレラ(虎狼痢・虎列刺)の流行が確認され、原因も治療法も不明なまま全国に拡大し、人々を恐怖に陥り、西欧に学び、翻訳し「養生法」を採り入れます。

 

⑵明治維新後、岩倉遣欧使節団に随行した長与専斎(1838-1902)らが欧米の「衛生」を導入します。

岩倉使節団 ~海を越えた150人の軌跡~ (jacar.go.jp)

長与専斎|近代日本人の肖像 | 国立国会図書館 (ndl.go.jp)

 

⑶明治政府は、衛生のための組織をつくるべく、明治5年文部省医務課を設立し、紆余曲折を経て、明治8年内務省衛生局(初代局長は長与専斎)が設置され、明治・大正期の衛生行政を推進しました。

 

コレラの流行が折れ線グラグで分かる資料

 

⑷西南戦争(明治10年1877年)によって、コレラの流行が全国に拡大し、明治12年には患者16万人超、内死者10万人超という明治期最大の被害をもたらしました。感染の原因として、生魚を食したとか、川の水を直接飲んだ等、疑われました(内務省報告書)。

明治政府はコロリの予防のための規則制定を推進しており、大流行に合わせて制定し、翌明治13年に結実します。

 

⑸コレラを流行させない社会をつくるべく、明治政府は水を介して広まる病であるとして解説書を発行して寺社等から人々に説明してもらい、西欧式の鉄菅の水道整備を進め、明治23年水道条例を制定しました。

 

伝染病予防法 明治天皇の御名御璽

 

⑹コレラの予防が社会に浸透する中で、新たな伝染病であるペストの問題も浮上し、明治30(1897)年伝染病予防法が制定されました。同法は、平成10(1998)年の感染症法が制定され廃止されるまで、100年渡ってわが国の伝染病予防の根幹を担いました。

 

わが国はじめ世界各国の歴史は、自然災害や戦乱、飢饉が繰り返されているのですが、疫病、感染症ほど、人類を苦しめてきたものはないのではないかと思います。わが国にとって、幕末から明治という変革期の中で、先人の努力を知ることができる企画展ではなかったかと思いました。

多くの方に観てもらいたいと思います。

 

…………………………………………………………………………………

 

コロナ禍

 

現在の感染状況をデータで一覧できます。

https://covid19.mhlw.go.jp/

 

都道府県の1週間ごとの医療提供体制と感染状況(6指標)です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html 

 

災害支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

https://www.jma.go.jp/bosai/#pattern=default&area_type=japan&area_code=010000 

 

全社協の災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

https://travelersnavi.com/coupon/

 

…………………………………………………………………………………

 

自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。

党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。

ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

赤池まさあき後援会入会案内

 

後援会入会希望の方はこちらへ

https://www.akaike.com/information/supportclub_form.pdf

 

…………………………………………………………………………………

 

◎フェイスブックからはご意見を書き込むことができます。

http://www.facebook.com/akaike.masaaki 

 

◎ツイッターはこちら

https://twitter.com/masaaki_akaike/

 

◎インスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/akaikemasaaki/