フィリピンの国旗か永田町にはためく

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする

参議院議員 赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、癸卯年。「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。


2月8日㈬から12日㈰まで、フェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国大統領と同令夫人が、わが国を公式訪問しています。

滞在中、天皇皇后両陛下が御会見なされ、総理と会談します。

わが国とフィリピン共和国は、歴史的なつながりで結ばれた隣接する海洋国家で、基本的価値を共有する戦略的なパートナーです。今回の訪日で両国の協力関係が一段と深められることが期待されています。

特殊詐欺の容疑者がフィリピンに拘束されており、強盗殺人事件の容疑者ともなり、大統領訪日を契機に引き渡されました。

◎海洋国家フィリピン

面積は、約29.9万平方キロメートル(日本の約8割)で、7,109の島々がある海洋国家です。
人口は1億903万5,343人(2020年フィリピン国勢調査)、首都はマニラ(首都圏人口約1,348万人)です。マレー系が主体で、。他に中共系、スペイン系及び少数民族がおり、国語はフィリピノ語、公用語はフィリピノ語及び英語で、180以上の言語があります。宗教は、ASEAN唯一のキリスト教国で、国民の8割がカトリック、その他のキリスト教が10%、イスラム教は5%(但しミンダナオではイスラム教徒が人口の2割以上)。

経済は、伝統的に農業であり、貿易は主に電子・電気機器の資本財や中間財を輸入し、その加工品を輸出する中間貿易の形を取っており、恒常的な経常赤字を抱えています。人口の約1割1千万人が海外フィリピン人労働者(OFW)だあり、本国へ送金しています。近年、コールセンター等のビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)産業の発展により、サービス産業の比重が高まり、産業別就業者構成は、農林水産業が24.5%、工業が19.0%、サービス業が56.5%となっています。1昨年は5.6%の経済成長しています。



◎国名と国旗、国歌

国名は、16世紀にこの諸島を植民地としたスペインの皇太子フェリペ(後のフェリペ2世)にちなんで名づけられたと言います。

国旗の由来は、三角形の白地に描かれているのは太陽と3つの星。太陽は独立と自由を象徴し、8条の光は最初に独立運動に立ちあがた8つの州を表しています。3つの星はルソン島、ミンダナオ島、ビサヤ諸島の主要3地域で、白は平和と清浄を、青は理想を、赤は勇気を表すとのことです。19世紀末スペインからの独立を目指した時に考案され、1943年に採用されました。


国歌は以下です。