【世界の国旗】パニュエロ・ミクロネシア連邦大統領が訪日中

永田町や霞が関にはミクロネシアの国旗がはためく

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする

参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

2月1日から4日まで、デイビット・W・パニュエロ・ミクロネシア連邦大統領が訪日しています。同大統領は、2019年5月の大統領就任後、今回が3回目の訪日です。

太洋州は、文化圏として、大きく3つに分かれています。オーストラリアのすぐ北をメラネシア(ニューカレドニア、バヌアツ、フィジー、パプアニューギニア、ソロモン諸島等)。

その東側の広い地域をポリネシア(ニュージーランド、ハワイ、タヒチ、トンガ、サモア、ツバル、クック諸島、イースター島等)。

日本に一番近いのがミクロネシア(グアム、サイパン、ポナペ、マリアナ諸島、マーシャル諸島、カロリン諸島等)てす。

ミクロネシアの国名は、太平洋の島々の地理的・文化的区分用語で、ギリシャ語のミクロ「極小」とネソス「島々」に、地名接尾語イアが付けられたもので、「小さな島々」という意味てす。因みに、ポリネシアは「多くの島々」、メラネシアは「黒い島々」とのこと。

19世紀スペインが領有を宣言し、独に売却。第一次世界大戦中にわが国が、ミクロネシアを含む南洋群島を占領。その後、国際連盟から委任統治を認められ、第二次世界大戦では、激戦地となりました。戦後、米国の信託統治となりました。1979年憲法が施行され、自治政府発足して、初代大統領に日系のトシヲ・ナカヤマ氏が就任。1986年独立し、1988年12月からはわが国と外交関係開設されました。

ミクロネシア連邦は、カロリン諸島の国で、ポンペイ（旧ポナペ）、コスラエ（旧クサイエ）、チューク（旧トラック）、ヤップの四州から構成される連邦国家です。

国旗の中央の四つの星は、国を構成している上記の四つの島（州）を意味し、十字形のデザインは、南半球のシンボル南十字星とキリスト教国であることを表しています。青地は太平洋を表すとともに、国連の太平洋信託統治領であったことから、国際連合旗の青の意味も込めているとのことです。

面積は奄美大島とほぼ同じで、人口は11.5万人、産業は水産業、観光業、農業（ココナッツ、タロイモ、バナナ等）で、一人当たりのGDPは世界126位。

わが国とミクロネシアは、長きにわたる交流の歴史を有し、基本的価値を共有するパートナーです。二国間関係の一層の強化及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携の強化を目指すことになります。

引続き国家国民のために、友好国との関係強化に力を尽くします。

…………………………………………………………………………………

◎コロナ禍

現在の感染状況をデータで一覧できます。

https://covid19.mhlw.go.jp/

都道府県の1週間ごとの医療提供体制と感染状況(6指標)です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html　

◎災害支援