長周期地震動　気象庁が緊急地震速報に強い揺れの階級3と4を組み込み広報強化

2/1正午から(出所：気象庁)

「日々勉強！結果に責任！」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする

参議院議員　赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。

本年は、「国難を乗り越え、“跳躍”の年に」したいと存じます。

令和5年2月1日(水)正午から、気象庁では、緊急地震速報の中に、長周期地震動の4階級の内で強い揺れである階級3と4については組み込まれて、併せて情報発信することになります。

また、現在、緊急地震速報（警報）のうち、震度6弱以上が予想される場合を特別警報に位置付けてしますが、今後は、以上に加え、長周期地震動階級4が予想される場合も特別警報に位置付けられます。

(出所：気象庁)

今までも気象庁は、長周期地震動の4階級について、地震発生後20から30分後に発表はしていました。しかし、緊急地震速報の中に入っていませんでした。それによって、震度5強以上の揺れがくることは緊急地震速報で分かったのですが、長周期地震動も来るかどうかは直ぐには分かりませんでした。

長周期地震動は、東日本大震災において、遠く離れた東京都心の高層ビルが強くゆっくり揺れたことで注目されるようになりました。

今後は緊急地震速報の中に組み込まれることで、発表条件として、震度が5弱以上で長周期地震動が階級3か4を予想した場合、対象地域として、震度4以上で長周期地震動階級3か4を予想した地域には、緊急地震速報(警報)が発表されます。が分かり、高層ビルでは備えることができます。また、震度5弱以下の通常では緊急地震速報が流れない揺れでも、長周期地震動が階級3か4の場合は、緊急地震速報が流されることになり、高層ビルの方々は備えることができます。

長周期地震動の広報強化については、昨年来気象庁に対して要望しており、それがようやく実現しました。

・令和4年3月18日長周期地震動　震度や津波とともに「階級」の広報の強化を | 赤池誠章ブログ

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