『「世界一安全な日本」創造戦略2022』の背景 (出所:首相官邸)
「日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする
参議院議員赤池誠章(あかいけまさあき・比例代表全国区)です。
先週12月20日(火)、わが国の治安を守るため、『「世界一安全な日本」創造戦略2022』が閣議決定されました。
それに先立って、自民党では、11月25日(金)治安テロ対策調査会で、そして、12月15日(木)私が副会長を務める党政調審議会で事前審査が行われました。
国民の生命や財産等を守ることは、 国家の基本的な役割です。
今から20年前の平成14(2002)年犯罪件数が戦後最悪となり、その一方で検挙率が過去最低水準となる等、わが国の治安は危機的状況でした。
このような事態に対処すべく、政府では、平成15(2003)年から犯罪対策閣僚会議を開始し、「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」を策定して5年毎に計画を見直しつつ、取り組みを強化してきました。その成果もあり、犯罪件数は昨年令和3(2021)年には7年連続で戦後最少を記録し、最悪時から5分の1まで減少し、外国人観光客が増加しても、国民の8割が治安良好と回答するようになっています(内閣府世論調査)。
しかしながら、少子高齢化とともに、技術革新が飛躍的に進展する中で、情報仮想空間での犯罪が急増し、また、安倍元総理の銃撃事件のように国内外でのテロの脅威は依然として続き、高齢者や女性、子供への犯罪が高水準で続き、深刻化しています。
◎今後5年間の新たな総合戦略とは
『「世界一安全な日本」創造戦略2022』概要 (出所:首相官邸)
以上のような成果と課題を踏まえて、政府では、今後5年間の総合戦略を次のように7点策定しました。
⑴デジタル社会に対応した世界最高水準の安全なサイバー空間の確保
⑵国内外の情勢に応じたテロ対策、カウンターインテリジェンス機能の強化等の推進
⑶犯罪の繰り返しを食い止める再犯防止対策の推進
⑷組織的・常習的に行われる悪質な犯罪への対処
⑸子供・女性・高齢者等全ての人が安心して暮らすことができる社会環境の実現
⑹外国人との共生社会の実現に向けた取組の推進
⑺「世界一安全な日本」創造のための治安基盤の強化
詳細はこちらへ
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/hanzai/kettei/221220/honbun-1.pdf
私が特に事前審査の過程で政府にお願いしたのは、カウンターインテリジェンス機能の強化です。それも、地方での取組み強化をお願いしました。
カウンターインテリジェンスとは、外部からの諜報活動(intelligence)に対抗して、機密情報が外部に漏出するのを阻止する活動であり、近年ではサイバー空間を通じて、また、経済安全保障面での対応もあります。
安倍元総理の銃撃事件もそうでしたが、どうしても地方に行くとテロへの危機感が薄くなる傾向があります。
そこで、全国都道府県の警察本部を中心に、自治体職員や地方議員、農工商団体等の方々への「カウンターインテリジェンス教室」の開催を提案しました。
ちょうど警察庁警備局では、「治安の回顧と展望」を毎年発行しており、それを教材として、各地の指導層への治安への情報提供や危機感醸成に繋がればと思っています。
刊行物「治安の回顧と展望」|警察庁Webサイト (npa.go.jp)
また、法務省公安調査庁でも、「内外情勢の回顧と展望」を毎年発行しており、公安調査庁でも同様の取組み強化をお願いしています。
令和5年「内外情勢の回顧と展望」の公表について | 公安調査庁 (moj.go.jp)
引続き国家国民のために、全身全霊で取り組みます。
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◎令和3年10月-令和4年8月 内閣府副大臣の仕事
内閣府副大臣として活動一覧
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◎災害支援
気象庁の防災情報です。
全社協の災害ボランティアの募集情報です。
日本赤十字社の義援金募集情報です。
http://www.jrc.or.jp/contribution/
災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。
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◎自民党党員募集
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