八戸水産高校生にダイビング機材(約30キロ)着用体験 (マエダアリーナで)

 

日々勉強!結果に責任!」を掲げ、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池誠章(まさあき・比例代表全国区)です。

 

全国には約4800校の高等学校がありますが、その中で農業、工業、商業、水産、家庭、看護、情報、福祉など産業教育を学ぶことができる専門高校等には、約53万人の高校生が学び、高校の生徒数全体の18%を占めています。 同専門高校は、地域で活躍する職業人を育成し、勤労観・職業観の育成を通じて、人間教育の場としても地域にとって大きな役割を果たす存在です。

専門高校の現状(専門高校に関する諸データ):文部科学省 (mext.go.jp)

 

さんフェア青森の主会場のマエダアリーナで

 

  10月15日(土)16日(日)両日、青森県青森市の信青森県総合運動公園マエダアリーナ等において、第32回全国産業教育フェア青森大会(さんフェア青森)が、コロナ禍の中3年ぶりに会場で多くの方々を集めて、盛会に開催されました。

 さんフェア青森2022 (asn.ed.jp)

 

 私は10月16日(日)に視察しました。

 

和嶋教育長と三上青森商業高校長らと展示の前で

 

午前中は、主会場のマエダアリーナを回りました。主催県の青森県の35の高校をはじめ全国から300校近くが参加して、発表や展示、体験会、販売会等、各種催し物が開催され、地元の小学生も日曜日ですが授業の一貫として参加し、一般客も入って、大賑いでした。

 

和嶋延寿(わじまかずとし)青森県教育委員会教育長らにご案内頂き、そして、懇談させて頂きました。青森県は、かつて出稼ぎ県であり、そのことから手に職をつけようとの県民意識が強く、他県と違い理系や医療系の学科を学ぼうという意慾が保護者や子供達の間で強いとのことでした。まさに現在政府自民党が推進しようとしている理工系人材の育成と合致します。しかしながら、全国同様に少子化が進んでおり、高校再編が実施中であり、地域に根ざした専門高校等の生徒募集に課題があるとのことでした。

 

青森県の高校生と地元の企業が工夫して地元食材でつくった特製弁当

滋賀県立瀬田工業高校(田中俊夫校長)の防災緊急支援車両の前で

 機械科と電子科、化学科の全3科が共同で製作した車両

上には太陽光パネル、蓄電池と水タンクを搭載して実用化しているとのことでした。

 

◎八戸水産高校実習船「青森丸」見学

 

実習船「青森丸」の前で 実習船の乗組員の皆さんらと

 

午後からは、マエダアリーナから移動して、青森港の浜町埠頭に向かい、県立八戸水産高等学校(嵯峨弘章校長)の実習船「青森丸」(冨田秀一船長)を見学しました。島守正寿教頭から船内の教室兼食堂で説明を聞き、船内を一巡しました。

 

島守教頭から熱心に説明を受ける(青森丸船内で)

 

船の見学は何度かしましたが、漁船の見学は初めてでした。実習船「青森丸」は、ハワイ沖に2か月以上遠洋実習に出て、実際延縄漁を行うとのことでした。遠洋の延縄漁は、一本の長い縄(幹縄)を100から150キロも流し、約2千から3千本の釣り針が付いた縄(枝縄)を漁場に設置して、マグロ等が釣り針にかかるのを待つ漁法とのことです。早朝に延縄に餌をつけて海中に投げ入れる投縄に4時間以上かけ、投縄が終わって数時間待って、今度は縄を引き上げる(揚縄)作業を開始する1日仕事だそうです。漁獲されたマグロは、エラ、内臓、ヒレを素早く処理し、血抜きした上で、凍結庫で急速凍結させます。凍結が終わったマグロは、船内の魚艙に移して冷凍保存されます。遠洋まぐろ延縄船は、凍結庫、魚艙ともにマイナス60℃という超低温だとのことです。それを、神奈川県の三崎港や静岡県の焼津港に水揚げならず氷揚げするとのことでした。

 

全国には、内陸県を除いて、水産や海洋の高校があり、さらに卒業後2年間の専攻科が設置され、海技士や機関士の資格を取得して、地元の漁業会社や各地の海運会社に就職していくとのことです。課題は、地元の漁業が以前のように漁獲量が見込めず、食生活の変化、以前のように魚を食べなくなったこともあり、漁業の衰退が、少子化もあり、水産高校への志望者をさらに減少させているとのことでした。

 

青森丸は船齢20年以上となり、新造船が造られており、今月にも進水式が実施されるとのことでした。

 

わが国は海洋国家であり、海事産業や水産業は大変重要です。私は、海洋教育推進プロジェクトの座長として、その旗振り役を務めているわけで、担い手育成について、引続き支援していきたいと思います。

 

今後、専門高校等の教育環境の整備とともに教育自体の高度化が重要となってきており、高等教育機関との連携強化や専攻科の充実強化等に引続き努めていきたいと思います。

 

来年度は、福井県で全国産業教育フェアの第33回目が開催されるとのことで、来年も参加したいと思います。

 

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◎令和3年10月-令和4年8月 内閣府副大臣の仕事

 

内閣府副大臣として活動一覧

写真で見る動き - 内閣府 (cao.go.jp)

 

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 ◎災害支援

 

気象庁の防災情報です。

気象庁 | 全国の防災情報 (jma.go.jp)

 

災害ボランティアの募集情報です。

https://www.saigaivc.com/ 

 

日本赤十字社の義援金募集情報です。

http://www.jrc.or.jp/contribution/ 

 

災害が各地で頻発する中で、災害復興のために、観光支援を行っています。

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◎自民党党員募集

 

 自民党では党員を募集しております。党員は、自民党総裁選挙(次回は令和6年2024年)での投票権を持つことができます。ぜひ事務所までご連絡下さい。

 

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